X、twitter.comのドメイン廃止。パスキーなど再登録呼びかけ→無視するとアカウントロックに
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

Xの公式アカウント@Safetyが、パスキーやセキュリティキーを利用して2要素認証を設定しているユーザーに対して再登録を案内しています。
これは、旧ドメイン「twitter.com」の完全廃止に伴う対応です。
セキュリティキーやパスキーは、登録時のドメイン情報をもとに認証を行うことで、偽のサイトにログイン情報を入力させるフィッシング被害を防ぐことができますが、今回のようにドメインが変更される場合は再登録が必要になります。
11月10日までに再登録が必要
当初はセキュリティキーの利用者に対して再登録を呼びかけていましたが、現在はパスキー利用者にも同様の呼びかけが行われています。
対象のアカウントには、再登録が促されます。また、設定画面にアクセスして「Add another key」をクリックして再登録することもできます。
To clarify: this change is not related to any security concern, and only impacts Yubikeys and passkeys – not other 2FA methods (such as authenticator apps). Security keys enrolled as a 2FA method are currently tied to the twitter[.]com domain. Re-enrolling your security key will… https://t.co/PlXOTnNXPM
— Safety (@Safety) October 26, 2025
11月10日までに再登録を行わない場合、アカウントがロックされる可能性があります。ロックを解除するには、再登録、別の2要素認証を使用する、2要素認証を無効化する(非推奨)、のいずれかを行う必要があります。
なお、今回の案内はパスキーとセキュリティキーの利用者が対象。アプリ認証やSMSによる2要素認証を利用している場合は影響しません。
以下の手順でパスキーを作り直すこともできますが、既存のパスキーは使えなくなります。1Passwordなどのパスワードアプリで管理しておくと便利です。
- 画面左上のプロフィールをタップします
- 「設定とプライバシー」に進みます
- 「セキュリティとアカウントアクセス」に進みます
- 「セキュリティ」に進みます
- パスキーをタップして、無効にします
- ログインしているアカウントのパスワードを入力します
- 「Delete a passkey」をタップしてパスキーを削除します
- パスキーをタップして、再有効にします
- ログインしているアカウントのパスワードを入力します
- 「パスキーを作成する」をタップします
- 「パスキーを追加」をタップして、パスワード管理機能やアプリに追加します
- 「完了」をタップしてパスキーの作成完了です




























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