ディズニーホテル、就寝中にモバイルバッテリーの充電を控えるよう呼びかけ。ホテル業界に広がる可能性も
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

東京ディズニーリゾートが、ディズニーホテルにおけるモバイルバッテリーなどの使用についてお願いを掲載しました。
消費者庁や総務省消防庁などの各省庁がモバイルバッテリーなどのリチウムイオン電池使用製品による発熱や発火事故への注意喚起を踏まえ、ゲストに対して安全な利用を呼びかけています。
高温・可燃物付近での使用や、就寝中・外出時の充電は控えて
ディズニーホテルのお知らせページでは、モバイルバッテリーなどを使用する際は、高温になる場所や可燃物の近くを避けて使用・保管するよう呼びかけています。
具体的には、直射日光の当たる窓際やベッド、シーツ、カーテンの近く、さらにバッグや布の中など熱がこもりやすい場所は避けるよう注意を促しています。
また、外出時で客室を不在にする場合や就寝中に充電しないよう求めており、充電を行う際は製品の様子が確認できる状態で行うよう呼びかけています。
客室清掃の際に上記の状態が確認された場合は、ホテルキャストが製品の移動や充電の停止を行う場合があるとのことです。
就寝中の充電を控えるよう求めるホテルが多くなる?
今回の注意喚起の背景には、モバイルバッテリーによる発火事故が相次いでいる現状があります。
機内や電車内で発火事故が発生。人気メーカーのAnkerも大規模なリコールを行い、消費者庁から行政指導を受けるなど、大きな話題となっています。
こうした状況を踏まえると、安全確保のためにホテル事業者が注意喚起を行うのは妥当な対応と言えます。今後はディズニーホテルに限らず、就寝中や外出時の充電を控えるよう求めるホテルが増えていくことが予想されます。



















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