2026/09/10 4:28

速報:Apple Watch Series 12とUltra 4発表。心拍数を5秒ごとに測定、Ultraは最大50時間駆動

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Y.Sakakura

Appleが「Apple Watch Series 12」と「Apple Watch Ultra 4」を発表しました。

両モデルに新しいヘルスセンシングシステムとS11チップを搭載。心拍数を一日を通して5秒ごとに測定し、心拍変動(HRV)も最大24倍の頻度で測定できるようになります。

最近のアクティビティや睡眠などから、その日の身体の状態を0〜10で示す「準備度」も追加。Ultra 4は日常使用で最大50時間、低電力モードでは最大84時間までバッテリーが持続します。

心拍数を5秒ごとに測定。HRVは最大24倍の頻度に

Series 12とUltra 4の大きな進化が、新しいヘルスセンシングシステムです。

新しい光学式心拍センサーと電気心拍センサーを搭載し、心拍数を一日を通して5秒ごとに測定。心拍変動(HRV)も最大24倍の頻度で測定します。

Appleが1,000人を超える参加者を対象に主要なウェアラブルデバイスと比較した調査では、新しい心拍数センサーが最も高い精度を示したとしています。

測定した心拍数は新しい文字盤のコンプリケーションからリアルタイムで確認可能。バイタルアプリには日中の表示も加わり、夜間のデータを確認する前に身体の変化に気づける可能性があります。

今日の身体の状態がわかる「準備度」

新機能の「準備度」では、最近のアクティビティ、トレーニング負荷、バイタル、睡眠スコアを分析し、その日の身体の状態を0〜10のスコアで示します。

スコアに応じて「休養」「無理せずに」「準備完了」「絶好調」と表示され、ハードなトレーニングをするのか、負荷を抑えるのかといった判断材料になります。

激しいワークアウトや日中のバイタル値など、新しいデータが記録されると一日の途中でもスコアが更新されます。

身体の状態を4段階で示す準備度

ヘルスケアアプリも刷新。長期的な健康状態を可視化

iPhoneのヘルスケアアプリも再設計され、Apple Intelligenceを活用した健康データの要約やガイダンスが追加されます。

「ヘルス年齢」では、最大酸素摂取量や睡眠などApple Watchの測定値と血液検査のバイオマーカーを組み合わせ、健康状態と実年齢の関係や改善につながる習慣を確認できます。

さらに「ロンジェビティ」では、睡眠、運動、心臓の健康などをカテゴリーごとに評価。医療記録や検査結果を追加することで、より多くの情報をまとめて確認できます。

iPhoneのカメラとApple Watchを組み合わせた身体動作の評価にも対応し、最大酸素摂取量テストなどでは画面と音声で動きを案内します。

新しいヘルスケアアプリは年内に米国英語から提供され、その後ほかの言語にも拡大されます。

サイレンや赤ちゃんの泣き声をApple Watchだけで検知

新しいS11チップを搭載したSeries 12とUltra 4では、「オーディオインテリジェンス」に対応します。

「サウンド認識」は、iPhoneが手元になくてもサイレン、アラーム、ドアベル、赤ちゃんの泣き声などをApple Watch上で検知して通知する機能です。

Shazamも強化され、周囲で流れている音楽を検知すると、スマートスタックのミュージック認識ウィジェットに曲名とアーティスト名を表示します。

音声は録音・保存されず、生の音声データにはAppleを含めてアクセスできません。S11チップに搭載されたSecure Exclaveで音声をシステムのほかの部分から隔離して処理し、その後すぐに削除します。

聞き逃した会話を15秒さかのぼる「ライブ早戻し」

発表では、オーディオインテリジェンスを使った「ライブ早戻し」も披露されました。

Digital Crownを2回押すと15秒前までさかのぼり、直前に聞こえていた言葉を文字起こしします。その内容についてSiriに質問したり、新しいSiriアプリに保存してあとから確認したりできます。

「Siri Recap」では、ミーティングや保護者会などで交わされた会話から重要な内容をまとめて残すことも可能。利用する時間帯を指定したり、コントロールセンターからオンとオフを切り替えたりできます。

ライブ早戻しとSiri Recapは年内に英語でベータ提供され、その後ほかの言語にも対応する予定です。

Series 12は新色ダークブロンズ、セラミックモデルも登場

Series 12は42mmと46mmの2サイズ。

アルミニウムはスペースグレイ、ブラック、ライトゴールド、新色ダークブロンズを用意します。アルミニウムモデルの前面にはCeramic Shield 2を採用し、Series 11のIon-Xガラスより60%頑丈になりました。

チタニウムはナチュラルと新色ラディアントゴールド。さらにセラミックモデルが登場し、パールホワイトとナイトブルーから選べます。

バッテリー駆動時間は日常使用で最大24時間。屋外ワークアウトでは前世代より25%長い最大10時間に伸びました。15分間の充電で最大12時間使用できる高速充電にも対応します。

Ultra 4は最大50時間駆動。100マイルのレースも記録できる

Apple Watch Ultra 4では、バッテリー駆動時間が日常使用で最大50時間、低電力モードでは最大84時間に伸びました。15分の充電で最大18時間使用できます。

屋外ワークアウトでは、新しい「長時間のワークアウト」モードでGPSと心拍数を最大頻度で測定しながら最大25時間記録可能。前世代より25%長くなっています。

さらに「長時間のワークアウト(最大)」モードでは、毎秒GPSを測定しながら屋外ランニング、ウォーキング、ハイキングを最大45時間記録できます。Appleは100マイルのレースを完走するのにも十分な駆動時間と説明しています。

GPSについても、Appleは2026年8月時点の主要な2周波GPSスポーツウォッチとの比較にもとづき、スポーツウォッチの中で最も正確なデバイス上のGPSを実現したとしています。

ケースはナチュラルチタニウムとブラックチタニウムの2色。Apple Watch Hermès Ultra 4には、ウェットスーツの上から装着しやすい延長機構を備えた新しいグランHチタニウムストラップも追加されます。

Series 12は71,800円、Ultra 4は142,800円から

日本での価格はApple Watch Series 12が71,800円から、Apple Watch Ultra 4が142,800円から。いずれも本日より予約注文を受け付け、9月18日に発売されます。

watchOS 27は9月15日に配信され、Apple Watch Series 9以降、Apple Watch SE 3、Apple Watch Ultra 2以降が対象です。

Siri AIも9月15日からwatchOS 27でベータ提供されます。当初は英語のみで、10月には日本語にも対応する予定です。

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