2026/10/13 23:21

新型Apple TV 4Kが発表。HomePod 4台でサラウンド再生、A19搭載で性能も大幅向上

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Y.Sakakura

Appleが10月13日、新しい「Apple TV 4K(第4世代)」を発表しました。

価格は49,800円。すでに予約受付を開始しており、11月13日に発売されます。

新型モデルの最大の特徴は、HomePodを4台組み合わせたサラウンドサウンドへの対応です。

これまでもHomePodを2台組み合わせてテレビのスピーカーとして使えましたが、新型モデルでは前後に2台ずつ配置することで、音に包み込まれるようなホームシアター環境を構築できます。

さらに、A19チップを搭載し、CPU性能は最大50%、GPU性能は最大2倍に向上。なくしがちなSiri Remoteにも「探す」機能が追加されています。

HomePodを4台接続。部屋に合わせて音を自動調整

Apple TV 4Kは、これまでもHomePodをテレビのスピーカーとして利用できました。

ただし、ホームシアター用のスピーカーとして設定できるのは最大2台。左右に配置したステレオペアによる再生が基本でした。

新型Apple TV 4Kでは、初めて4台のHomePodを組み合わせたサラウンドサウンドに対応します。

初めて4台のHomePodを組み合わせたサラウンドサウンドに対応

テレビの前方に2台、後方に2台のHomePodを配置することで、従来のステレオペアよりも広がりのある音響環境を構築できます。

しかも、単純に4台のスピーカーから音を出すだけではなく、4台のHomePodが部屋の中でそれぞれの位置を認識し、音声のタイミングや音量を自動調整。スピーカーを設置した部屋に合わせてサラウンドサウンドを最適化する仕組みです。

対応するのは、新しいHomePod mini 2とHomePod(第2世代)。

4台すべてを同じモデルでそろえる必要はなく、前方の2台と後方の2台がそれぞれ同じモデルであれば利用できます。

例えば、前方にHomePod(第2世代)を2台、後方にHomePod mini 2を2台という組み合わせも可能です。

ただし、4台のHomePodによるサラウンドサウンドに対応するのは、Apple TV 4K(第4世代)のみ。従来モデルでは利用できず、最新のソフトウェアも必要です。

なお、Appleは4台のHomePodをどのような方式で同期させるのか、サラウンド音声をどのように処理するのかといった技術的な詳細までは説明していません。

A19搭載でCPU最大50%高速化。AV1の専用デコーダも

新型Apple TV 4Kには、iPhoneなどにも採用されているA19チップを搭載します。

前世代と比較してCPU性能は最大50%、GPU性能は最大2倍に向上しました。

Appleによると、アプリの反応速度やメニューの操作、アニメーションがよりスムーズになります。

Apple TV 4Kは動画を見るだけでなく、Apple Arcadeなどのゲームも楽しめるため、GPU性能の大幅な向上はゲームをプレイする人にもメリットがありそうです。

Apple TV 4Kは動画を見るだけでなく、Apple Arcadeなどのゲームも楽しめる

さらに、新しいA19チップにはAV1形式の動画をハードウェアで処理する専用デコーダが搭載されています。

AV1は、画質を維持しながら動画のデータ量を抑えられる圧縮方式です。

専用デコーダを搭載することで、AV1形式の動画を効率よく処理でき、Appleは従来より少ない通信帯域で高品質なストリーミングを楽しめると説明しています。

ただし、実際の通信量や画質は、動画配信サービスが採用する形式や配信条件によって変わります。

Siri Remoteが「探す」に対応。音を鳴らして探せるように

テレビのリモコンが見つからない。

ソファの隙間に落ちていたり、クッションの下に隠れていたり。そんなときに便利なのが、新しいSiri Remoteの「探す」機能です。

新型Siri Remoteでは、iPhoneの「探す」アプリからリモコンの位置を確認できるほか、リモコンから音を鳴らして探すこともできます。

さらに、対応するiPhoneを使えば「正確な場所を見つける」機能も利用できます。

対応するiPhoneは、iPhone Duo、iPhone Air、iPhone 17以降。ただし、iPhone 17eは対象外です。

距離と方向でリモコンを見つけられる「正確な場所を見つける」
距離と方向でリモコンを見つけられる「正確な場所を見つける」

この機能にはSiri Remote(第4世代)と最新のiOSが必要で、地域によって利用できない場合があります。

なお、新しいSiri Remoteは従来のApple TV HDやApple TV 4Kにも対応し、単体でも購入できます。

「探す」への対応自体はSiri Remote(第2世代以降)にも提供されますが、音を鳴らして探せるのは最新モデルのみ。「正確な場所を見つける」機能も第4世代に限定されます。

スマートホームの操作も強化。ドアベルの映像をテレビに表示

Apple TV 4Kは、スマートホームを管理するホームハブとしても機能します。

新型モデルでは、対応するスマートドアベルからの通知をテレビに直接表示できるようになりました。

例えば、映画やドラマを見ているときに誰かが玄関のドアベルを押すと、テレビに通知が表示され、そのまま訪問者を確認できます。

さらに、対応するアクセサリを組み合わせれば、テレビから訪問者と会話したり、スマートロックを解錠したりすることも可能です。

わざわざスマートフォンを取り出したり、玄関まで移動したりする必要がなくなります。

Apple TV 4Kは、スマートホームを管理するホームハブとしても機能します。

新型Apple TV 4Kは、スマートホーム機器を接続するためのThreadにも対応。

オートメーションやゲストモード、HomeKitセキュアビデオのローカル処理もサポートします。

また、新たに「Secure Exclave」を搭載。マイクから取得したデータをシステムのほかの部分から隔離された環境で処理することで、プライバシーを保護します。

Appleによると、Secure Exclave内で処理・分析されたデータには、tvOSやアプリだけでなく、Apple自身もアクセスできません。

価格は49,800円。11月13日発売

Apple TV 4K(第4世代)の日本価格は49,800円です。

10月13日から予約受付を開始しており、11月13日(金)に発売されます。

今回の新型モデルは、単に動画をストリーミングするための端末ではなく、4台のHomePodによるサラウンド再生と、スマートホームの管理を強化した製品です。

特に4台のHomePodによるサラウンドサウンドは、従来モデルでは利用できない新機能。

すでにHomePodを2台使っている人なら、対応するモデルをさらに2台追加することで、より本格的なホームシアター環境を構築できます。

ただし、Apple TV 4K本体とは別にHomePodが4台必要になるため、導入費用はそれなりに高くなります。

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