日本ではサムスン勝訴。ただし、争点は楽曲同期に関するもの。
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。
2014/10/11 23:26

今回の判決を受けてサムスン電子は以下の様にコメントしています。
サムスン電子ジャパンでは、今回の判決について「サムスンは米アップルの特許権に抵触するものではなく、全く別の技術であると強く主張していた。判決は、サムスンの主張の正当性を認めたもので、きわめて妥当」とコメントしている。
今回の争点となったのはパソコンとスマートフォンを接続して楽曲を同期する特許技術に関するもので、アメリカで約800億円の損害賠償が認められた判決の対象にもなっていたバウンススクロール(末端までスクロールした際にスクロールした方向と逆にバウンドするUI)は、今回の判決では争点の対象となっていません。
ということで日本初のApple vs サムスンの特許訴訟はサムスンの全面勝訴という形になっています。