大人気バスケ漫画「スラムダンク」がついに電子書籍化!!6月2日配信開始、Kindle化に期待
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
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大人気バスケットボール漫画『SLAM DUNK(スラムダンク)』が、ついに電子書籍で読めるようになります。
作者の井上雄彦氏が自身のXアカウントにて「6月2日よりSLAM DUNKがデジタル版でもご購読いただけるようになりました。」と報告しています。
『SLAM DUNK』(スラムダンク)は、週刊少年ジャンプにて1990年42号から1996年27号まで連載された高校バスケを題材に、主人公・桜木花道をはじめとする選手たちの人間的な成長を描いた漫画です。
世界累計発行部数1億8500万部以上、世界30の国と地域で出版され、その影響からバスケを始める少年少女が続出。テレビアニメやゲーム、そして映画も公開されましたが、これまで電子書籍化されていませんでした。
その理由のひとつは、原作者である井上雄彦氏が見開き表現にこだわって描いた(桜木花道と流川楓がハイファイブする名シーンも)一方で、1ページずつしか表示できない電子書籍では見開き表現が難しいからでは?と推測されていました。
見開きの描写について井上雄彦氏は、当時の原稿はB4サイズのケント紙で描き、2ページまたがる見開きのシーンは、2倍サイズのB3の紙を横に使って描いていたと説明。
また、連載当時は紙の本しかなく見開き2ページ単位でコマ割りしていたことを明かしています。これが電子書籍化が難しかった理由でしょう。
そうしたコマ割りであるため「大きめのタブレット端末で見開きの状態にすると原稿に1番近く、読みやすいかもしれません」とコメントしています。
現在は電子書籍のサービスがスタートしたときよりも、タブレットが普及しており、見開きで読める折りたたみスマートフォンも販売されるなど、大画面デバイスの普及によって電子初期化が実現したのかもしれません。
本の綴じ込んであるところ、いわゆるノドの開きにくいところも今回しっかり見ていただけるのも良い点です。
— 井上雄彦 Inoue Takehiko (@inouetake) May 22, 2025
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