
Counterpoint Researchが、2025年第1四半期における世界スマートフォン販売の調査結果を公表しました。
調査によると、Appleが第1四半期にトップシェアを獲得するのは今回が初めて。例年よりも早い2月に発売された「iPhone 16e」と、日本やインドなどの市場での販売成長が主な要因と分析されています。
Galaxy S25 Ultraも好調
メーカー別シェアでは、Appleが19%でトップに立ちました。
米国、欧州、中国での販売は横ばいまたは減少としたものの、日本、インド、中東・アフリカ、東南アジアでは二桁成長を記録しています。
iPhone 16eは、ノッチを採用した旧デザインをベースに、カメラのシングルレンズ化、さらに電力効率に優れたC1モデムを採用することで、バッテリー容量の増加とあわせて電池持ちが向上したモデルです。
デザインを流用したボディに、最新チップを搭載することで高いコストパフォーマンスを実現するiPhone SEシリーズとして登場せず、価格も62,800円から99,800円へと大幅に上昇しましたが、日本で好調な売れ行きを見せていると予想されます。

2位は18%のシェアを獲得したSamsungです。
Galaxy S25シリーズの発売が遅れたため、出足は鈍かったものの、Galaxy S25とAシリーズの投入によって販売が回復。3月には売上が二桁成長を記録したとのことです。
また、S25シリーズの中でも、Galaxy S25 Ultraの販売比率が高まっていると分析されています。
3位はXiaomiで、シェアは14%です。
新規市場の進出に加え、電気自動車事業への参入が成功したことが、国内市場におけるプレミアムブランドとしての存在感を押し上げたとみられています。
日本市場でも初めて「Xiaomi 15」が発売され、イオンと提携してXiaomi Storeが出店されるなど、年々存在感を高めています。
4位にはvivo、5位にOPPOが続きました。


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