偽基地局による不審なSMSに要注意。総務省と携帯4社が注意喚起
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。
2025/05/15 17:51

総務省とNTTドコモ・KDDI・ソフトバンク・楽天モバイルの携帯4社は、不法無線局(偽基地局)に関する注意喚起を行っています。
現在、東京都内をはじめとする一部の都市で、偽基地局が原因とみられる事象が発生しており、スマートフォンが突然、圏外になったり、不審なSMSが届くといった被害が報告されています。
怪しいSMS等を受信した場合やリンクをクリックせず、IDやパスワード、個人情報などを入力しないよう注意を呼びかけています。
偽基地局は、携帯電話事業者が設置した正規の基地局ではなく、違法に電波を発する装置です。スマートフォンが偽基地局に接続されると、不正にSMSが送信されるなどの被害に遭う可能性があります。
偽基地局から送られる不審なSMSには、本物に見せかけた偽のウェブサイト(フィッシングサイト)へのリンクが含まれていることが多く、アクセスするとIDやパスワード、個人情報の入力を促されます。
もし誤ってリンクを開いてしまった場合は、すぐにサイトを閉じて閲覧履歴やCookie情報を削除するよう呼びかけています。
不審なSMSを受信してしまったら
- 不審なSMSは開かず、リンクは絶対にクリックしないこと
- 万が一アクセスしても、IDやパスワード、クレジットカード番号などの入力は避ける
- すぐにサイトを閉じて閲覧履歴やCookie情報を削除する
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