ドコモ、「条件が合えばiPhoneを扱いたい」
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。
2014/10/11 23:26

Appleが要求する販売台数ノルマによってiPhoneを扱う余地あり
これまで伝えられてきた情報によれば、Appleがドコモに要求する販売台数のノルマがドコモがiPhoneを販売する最大の壁となっています。
NTTドコモの加藤氏は日刊工業新聞の取材に応じて(Appleが要求する)iPhoneの販売台数がドコモの扱うスマートフォン全体の2〜3割であればラインナップの一つとして扱いたいと話したようです。
ドコモがiPhoneを販売するための壁はノルマだけか
ドコモが販売するスマートフォンの主力製品はOSにAndroidを採用した端末となっています。
ドコモがAndroidスマートフォンを主力製品として販売する理由はカスタマイズ性にあり、spモードなどフィーチャーフォン時代の主力サービスをスマートフォンに移行しやすく、ドコモ独自のサービスを展開しやすいといった背景があるわけで、Tizen(タイゼン)をOSに採用したスマートフォンを今年中に販売する計画も同等の理由と思われます。
iPhoneでは(Appleのポリシーによって?)spモードやドコモ独自のサービスを提供するのは難しく、これもドコモがiPhoneを販売できない理由の1つとして挙げられています。
日刊工業新聞の取材では上記のことが語られていませんが、純増数やMNPにおいて苦戦を強いられており、ドコモも譲歩する余地があるということなのかもしれませんね。
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