昔と違い最近携帯電話に使われているリチウム電池は「電池を使い切らないうちに充電しても電池の寿命は変わらない」と言われていますが、今月のauのカタログではこれを否定しています。
その他にも色々と充電に関する極意が掲載されています。
auの2007年11月号のカタログで掲載している“充電上手”の三箇条。というコーナーに「極意1 充電は“残量1”になってから」と記載されており、「使い切らないうちに充電を繰り返すと、電池の充電が縮みます。(中略)それから、EZwebやアプリ等を使用中の“ながら充電”は、電池に負担をかけることも覚えておきましょう」と、電池を使い切らないうちに充電を繰り返しても電池の寿命が変わらないことをきっぱり否定しています。
携帯電話、「使い切ってから充電」は本当? | エキサイトニュース(情報元:ケータイオモシロク)
上によると京セラは「現在携帯電話に使われているのは『リチウムイオン電池』というものなんですが、これだと使い切ってから充電しても継ぎ足しで充電しても同じなので心配しないでください」とコメントしたようです。どっちが本当なんでしょうかね?
僕がよく聞いたことがあるのは「初期の段階での充電によっては充電池の寿命が縮まる」というものです。つまり、端末を購入して最初の何回かの充電を継ぎ足し充電してしまうと電池の容量が減ってしまい結果的に電池の寿命が縮むということです。現在でも一部の機種の取扱説明書にはそう書いてあるものもあるみたいです。
結果として継ぎ足し充電はなるだけしないほうが無難なようです。
それと“ながら充電”ですがこれは結構有名ですよね。経験上ながら充電をするとかなり電池の寿命が早まるような気がします。メールする機会が多い女性は特に注意。
auのカタログに書かれている極意2は、充電中直射日光の当たる場所や強い衝撃を与えると充電池の容量が減ってしまうということです。
まぁこれもよく聞く話ですよね。充電する際は涼しく日陰のあるところを選びましょう。それに直射日光は液晶に与える悪影響もあるのでスライドやストレート端末を使ってる人は要注意です。
最後の極意は必ずキャリア指定の充電器を使おうというものです。まぁこれもよく聞く話です。特にコンビニなどで売っている即席の携帯充電器で充電すると、電池の寿命がかなり速くなるので絶対に使わないようにしましょう。ちなみに電池が膨らんだり熱をもったりする可能性もあるとのこと。
即席の携帯充電ちに限らずキャリア未公認の車のシガーライターに挿して使う充電器も同じです。(余談ですが運転中に携帯を使用するのは絶対にやめましょう。現在、運転中の携帯電話使用によって逮捕される人がかなり増えてきていて、それで車を止められシートベルト着用義務違反、初心者マーク表示義務違反で即初心者講習受けさせられる事例もそれに比例して増えているそうです。事故を起こさないために運転中の携帯使用は絶対にやめましょう。そんなことで一生を棒に振ってしまうのもアホらしい話です。)
あと、1年以上携帯を使っている人で「最近、電池持ちが悪い」という人はすぐに買い換えた方がいいです。電池が膨らんだりすることもあるみたいなので。
最後に充電器を端末に直挿しで充電している人がほとんどだと思いますが充電ホルダー経由で充電した方が修理を受ける際に有利になることがあります。
というのも最近携帯の調子が悪いと携帯ショップに持っていくとほとんどの確率で「充電の際は充電ホルダーを使用していましたか?」と聞かれます。「はい」と返答すると無償修理だったものが有償修理になってしまった(いいえと答えても充電器の差込口に傷がついていればすぐにわかりますが)ということが結構あるみたいです。
これらをまとめると
1.継ぎ足し充電はしない。
2.webやアプリ、メールなどを使用中のながら充電はしない。
3.充電する際は直射日光の当たらない日陰の涼しい所で行う。
4.キャリア指定の充電器を使用する。
5.即席充電器は使用しない。
6.キャリア指定のものではない車用充電器は使用しない。
7.充電ホルダーを介して充電をする。
です。新販売体系によってこれから携帯電話と共に充電地を使用する期間も長くなるわけですからこれらの事項を守っていないと充電池だけでなく端末にまで影響を及ぼしてしまうかもしれません。
水没後の携帯電話の復活方法!