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905iシリーズの売れ行き好調でNTTドコモが復活。

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Yusuke Sakakura更新日:2014/10/11 23:23
905iシリーズの売れ行き好調でNTTドコモが復活。

電気通信事業者協会が1月10日に2007年12月末の携帯電話契約数を発表しました。2007年11月末の携帯電話の累計契約数は9997万200となっており、2007年内に1億契約を突破するのは間違いとされていました。2007年12月末で人口普及率は82.4%となり契約数は1億52万4700と無事1億契約を突破しました。

キャリア別の契約純増数は、ソフトバンクが8ヶ月連続でトップとなり、次いでKDDI。3位にNTTドコモとなりましたが、「905iシリーズ」の売れ行き好調もあって先月比で7万3300の純増となりました。

差は詰めたものの最下位脱出にはならず。

平成19年12月末現在、事業者別契約数 – 電気通信事業者協会(TCA)
電気通信事業者協会が発表したこの資料によると、ソフトバンクモバイルは21万800の純増でキャリア別純増数でトップ。KDDIは13万8600(au:17万8400-ツーカー:-3万9800)の純増で2位、NTTドコモは12万1500(2in1:2万7900)の純増で3位となりました。

冬商戦では苦戦を強いられたKDDIが結構がんばりましたね。auにおいてはNTTドコモと同様約7万程度の純増となっています。携帯電話販売ランキングでは圧倒的にNTTドコモが勝利しているのに何故このような状況になっているのかというと、auは新規契約者を増やし、NTTドコモは「905iシリーズ」に機種変更をする人が増えていたということなんです。

純増というのは契約者が増えなければ純増とはならず、端末が購入されても計上されません。NTTドコモが提供している「2in1」もそこ(回線数と純増数をはっきり数値化できない)が問題となって純増数としては計算されていないのです。

今回、NTTドコモがKDDIを上回れなかったのはちょっと痛いですね。新規ユーザーにとっては905iシリーズよりもKDDIやソフトバンクモバイルの端末が優良と見られたわけですから。HSDPAやGSMなどは既存ユーザーには魅力的であっても新規ユーザーには魅力的ではないのでしょうか?
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