NTTドコモは、今秋に発売を予定している「907iシリーズ」で、ユーザーの居場所に合わせたイベントや店舗などの情報を自動的に配信する「生活支援型」情報サービスを開始するようです。
内容としては、サービスに対応した携帯電話を持ったユーザーにその時、その場所で役立つ情報を知らせるというもの。仕組みとしては、GPS機能でユーザーの位置情報を収集して、事前に登録した情報などからユーザーの役に立つ情報を携帯電話で送るというものです。
906iシリーズで噂された下り7.2MbpsのHSDPAも907iシリーズで対応か。
ドコモ、「907i」で「生活支援型」情報配信 ユーザーの居場所・好み反映 – ITmedia +D モバイル
この記事によれば、NTTドコモが今秋から発売する「907iシリーズ」でユーザーの居場所や好みを反映した「生活支援型」情報配信を行うようです。
配信される具体的な内容としては、「○×ジーンズでセールを実施中」「□△レストランではドリンクが無料」といったものです。
時事ドットコム:ドコモ、携帯の通信速度2倍に=冬商戦向け機種で-山田社長
またこの記事によれば、「907iシリーズ」で7.2Mbpsに対応した機種を多数投入するとのこと。
この時期でのこの報道は明らかにiPhoneを意識したものでしょう。iPhoneが発売されるまえにユーザーの流出を防ぐために夏モデルが全機種発売されてないにも関わらずこういった具体的なサービスを半ば発表した形になったのでしょう。
個人的な感想としては、iPhoneたった1機種のために日本国内の主要キャリアが振り回されすぎなのではないかと。ソフトバンクモバイルに至ってはiPhoneを発売するために端末価格を赤字覚悟で決定し、NTTドコモとau・・・特にNTTドコモはそれに対抗すべく色々と新サービスや新機種を発表したりと・・・。もうすこし、どのキャリアもドンと構えて欲しいものです。
別にiPhoneを全否定しているわけではありませんが、過剰評価されすぎです。