ウィルコムは、携帯型無線LANアクセスポイント「どこでもWi-Fi」を発表しました。
「どこでもWi-Fi」は、エネループを電源としW-SIMカードを通信モジュールとすることで持ち運びが可能な無線LANアクセスポイントとなっています。
通信方式はIEEE802.11b/g。セキュリティはWPA-PSK(TKIP/AES)、WPA2-PSK(TKIP/AES)、WPA/WPA2 mixed PSK、WEP(128/64bit)をサポートしています。
これはすごいなー・・・。
W-SIM対応、eneloopで駆動する「どこでもWi-Fi」
この記事によると、ウィルコムとバッファロー、三洋電機の3社はPHS通信モジュールの「W-SIM」を装着でき、三洋電機の充電池「eneloop」をバッテリーとして「Wi-Fi」を利用できる携帯型無線LANアクセスポイント「どこでもWi-Fi」を共同開発したとのこと。
アルテル製のW-SIMカード「RX420AL」が同梱され、通信速度は最大204kbpsに対応。4x/2x/1xパケット方式、フレックスチェンジ方式、64kPIAFS/32kPIAFSでの通信が可能となっています。
電源はACアダプタまたは単3電池4本で動作しますが、パッケージにはeneloopの単3電池4本と充電器が動向されるようです。動作時間はPHSと無線LANの連続使用で約2時間程度とのこと。
LANポートやUSBポートは用意されていないため、固定回線やイー・モバイルのようなUSBでパケット通信が利用できるものは使用できません。
価格は未定となっており、発売日は2009年春頃となっています。W-SIM同梱版での発売が予定されていますが、どこでもWi-Fiの単体発売も検討しているようです。料金体型については最大でも新つなぎ放題の月額3880円とみられ、Wi-Fi向けの料金プランも検討しているようです。
利用するシーンとしては外出先でのオンラインゲームやwebサイトの閲覧などを想定しているようです。
少し残念なのは駆動時間と料金プランですね。駆動時間が6時間で月額1000~2000円ぐらいなら大ヒットする可能性はありそう。