NTTドコモが日本で初めてAndroidケータイを発表しました。Androidケータイと言えば、オープンソースの携帯電話機器向けのOSであり、OSのライセンス費用が要らず、端末価格が安価になるという特徴があります。
しかし、日本で初めてAndroidケータイを開発したHTCによれば、「Androidケータイだから安くなるというわけではない」とのこと。
海外では安く売られてるAndroidケータイ。安くないというのは本当か?
ASCII.jp:Androidだから安いわけではない!? でも今後は?
OSのライセンス費用はコストの大きな割合を占めていない。
HTCによれば、開発コストの中でOSのライセンス費用は大きな割合を占めていないとのこと。それならAndroidケータイ=安いという方程式は嘘なのかと言うとそうでもありません。Androidにライセンス費用がかからないのは事実ですし、SDKも無料で公開されていることから開発のコストが削減できることも事実です。
今後Androidケータイがリリースされればされるほど安くなる?
一方で今後多くのAndroidケータイを出荷すれば平均コストは確実に下がり、またHTCやGoogleがAndroidの標準化を進めていくことで、これから参入するメーカーにとっては、そのメリットが享受できるだろうとする。
とのことですが、これについては単純に初期費用をごっそり削る事ができるとかそんなとこだと思いますが、それほど削る事ができるのかと言われると・・・?
じゃあなんで海外で販売されているAndroidケータイは安いの?
昨年12月にお伝えした「AndroidケータイがSIMロックフリーで日本でも発売!!」という記事の中で「Android Dev Phone 1」は送料込みで約5万円(送料は約4万円)で購入できる事をお伝えしましたが、これは日本で発売されている他のスマートフォンの通常価格(キャンペーン適用無し)と比較してみるとかなり安い事がわかっています。しかし、HTCはAndroidケータイだから安くなることは無いと発言。
日本で発売されるAndroidケータイが安くならない原因として、英語向けに開発したAndroidケータイのソースコードをそっくりそのまま日本語版に活かせない事が挙げられると思います。
気になるHT-03Aの価格とiモードへの対応は?
ドコモ、「グーグル携帯」を来月発売 2万円台から モバイル-最新ニュース:IT-PLUSドコモの携帯向けインターネット接続サービス「iモード」のメールサービスも利用できる。通常の販売価格は5万円台だが、2年契約など一定の条件を満たせば2万円台で購入できるようにする。
HTCでは、Androidだから安いわけではないとのコメントは満更嘘でも無いようです。5万円という値段はiPhoneやWILLCOM 03の実質価格と比較すると格段に安いわけですが、他の携帯電話と比較すると同等の価格となるみたいですね。
気になるのはiモードのサポートですが、iモードのメールサービスのみの対応となるみたいですね。
これはiPhoneの様に専用のメールアドレスが用意されるのか、そのまま「docomo.ne.jp」というドメインを使用できるのかはわかりません。
今から発売が待ち遠しいです!
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