Twitterを見ていた方は気付いたかもしれませんが、AMN開催の「ケータイするGoogle”docomo PROシリーズ HT-03A Touch&Tryイベント」に参加してきました。
場所は六本木ヒルズ。電車で1時間かけて行ってきました!
すいません!デジカメ忘れたので画像はないです!
HT-03A Touch&Tryイベントの内容。
(1)Android搭載ケータイ「HT-03A」への期待
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ
(2)「ケータイするGoogle」が実現させる「Life & Business」
グーグル株式会社
(3)「HT-03A」の機能と操作性について(デモンストレーションあり)
HTC Nippon 株式会社
(4)Touch & Try
(5)懇親会
情報元:7月9日(木)開催:”ケータイするGoogle”docomo PROシリーズ HT-03A Touch&Tryイベントのお知らせ|ブログ|Agile Media Network
~イベント開催まで~
会場に着くと、受付をせっせと済ませて注意事項とお願いに同意して「HT-03A」をスタッフの方から受け取りました。僕がもらったのは白。触った瞬間のフィット感は今でも手に残っています。
イベント前にSIM有りの端末をお願いしていたのですが、受け取ったのはSIM無し端末でした。
ということで、無線LANの設定をすることになったのですが実に簡単に設定が終わりました。
手順だけ書くと「menuボタン→ワイヤレス設定→Wi-Fi」これだけです。WindowsMobileなどは無線LANに接続するにも結構時間がかかるのですが、HT-03Aではすぐに接続できました。
(1)Android搭載ケータイ「HT-03A」への期待
iモードが始まったのは1999年。10年後の今、Androidを提供する新たな節目とNTTドコモの山下氏が説明。HT-03Aにはiモードは入っておらず、仕様は海外で提供されているものと同じ。
異なる点は、NTTドコモが開発したAndroidアプリ「羅針盤」がプリセットされていること。
「羅針盤」は、地磁気センサーを最大限に使用しており、端末を動かす事で直感的に正座や建物を見る事ができます。
(2)「ケータイするGoogle」が実現させる「Life & Business」
Androidの発売によってYouTubeにアップロードされた動画が急激に増加した。web検索は「ラーメン屋」さんを検索すれば自分が今いる場所の近くのラーメン屋さんを表示する。また、これらのYouTubeやWebブラウザなどは全てマルチタスクで起動できる。とGoogleのトム氏が説明。(3)「HT-03A」の機能と操作性について(デモンストレーションあり)
端末のサイズは片手で操作しやすい50mmを少し超えるサイズに設計した。タッチパネルには不向きな細かい操作をトラックボールを搭載することで解消したとHTCの田中氏。確かに端末のサイズは片手で操作しやすいと感じる事ができました。ただし、トラックボールとタッチパネルの使い分けが意外と難しいかもしれません。
質疑応答
Q:海外ではG1は消費電力が多いとの評判だが、HT-03Aではどうなのか?A:G1では問題があったと聞いているが、HT-03Aでは消費電力の問題を解消できる様にがんばってもらった。土日をフルで使用する事できる。期待してもらっていい。
Q:Androidマーケットに国の制限はあるのか?
A:日本からのアクセスでは日本のアプリケーションしか表示しないという制限はない。
Q:有害なアプリへの制限はあるのか?
A:Androidマーケットでの公開はされるものの、公開後に削除される。開発者へのペナルティとしてアカウントの剥奪もある。
Q:Androidマーケットにおいて日本からのアクセスでは有料のアプリケーションが購入できないのは発売日から開始となるから?
A:最初は無料のものしかダウンロードできない。しかし、G1の時よりは短い期間で対応する。
Q:Androidマーケットでの決済方法はどうなるのか?
A:まだ決定してない。お楽しみに。
Q:Andorid Heroについての話がありましたが、Heroの発売はされるのか?
A:Heroに限らずAndroidケータイはこれからもリリースしていく。(NTTドコモ)これからも新機種が発売されるが、HT-03AなどにはOSのアップデートが提供されるため、だんだん良くなっていく。(Google)
Q:Andorid Heroには期待してもいいのか?
A:ノーコメント
(4)Touch & Try
HTCの田中氏が先導してTouch & Tryがスタート。日本語入力については携帯電話の様なテンキー入力とQWERTY入力を用意。
文字入力と変換についてはAndorid独自の物が採用されており、田中氏が操作した瞬間会場には「おぉー!」と歓声が上がりました。(詳細については忘れてしまいました・・・。)
コピペについては「menu→その他→テキストのコピー」でコピーが可能。テキストボックスで長押しするとペーストが可能。正直コピーについてはこれだけの手順を踏むのがめんどくさく感じました。
Androidマーケットにアップされているアプリは現時点でほとんどが海外版だが、最近では日本語のアプリが増えているとのこと。
(5)懇親会
飲みながら食べながらHT-03Aを操作しながらブロガーやスタッフと喋るという懇談会。正直誰が誰かもわからずオレンジジュース一杯しか飲めませんでした・・・。
ぼーっとしてるとドコモの方が「どうですか?」と話しかけてくれたのでマルチタスクについての疑問点などを聞きました。会話形式でどうぞ。
xeno:「マルチタスクに対応していますが、タスクを終了するにはどうしたらいいですか?」
スタッフ:「Androidにタスクを終了するという概念はない。使わない機能は自動的に終了(?)される」
xeno:「タスクを複数実行していると重くなるのですが?」
スタッフ:「そういう時はAndroidマーケットにあるTaskManagerをインストールするといいですよ。」
・・・TaskManagerインストール後、操作方法を教えてもらう。
xeno:「WindowsMobileにあるキーロックの様な機能はないのですか?」
スタッフ:「キーロック=終話ボタンです。」
・・・ちなみに終話ボタンを短押しすると、サスペンド状態になり、再度終話ボタンを押すとサスペンド状態が終了する。menuボタンを押すとHT-03Aが操作可能になる。
xeno:「Googleのサービスが色々搭載されていますが、Androidしか出来ないことなど他OSとの違いはあるのですか?」
スタッフ:「アプリケーションとAndroidの連携に優れています。例えばGmailに新着メールが来た際は上のメニューバーに着信表示されるなどです。」
スタッフ:「自社が開発した羅針盤にはランドマーク機能といって端末を向けた方向にどんな建物がどの距離にあるのかわかります。さらに、建物にタッチすることでGooglaマップにアクセスすることも可能です。」
xeno:「おーこれは便利ですね!ところで、アプリの開発というのは簡単なんですか?」
スタッフ:「iアプリと同様Javaで動作しているため、iアプリを開発している人にとっては開発しやすい。また、サーバー管理をしている技術者さんにとっても簡単だと思いますよ。(理由不明)」
と、ここでイベントが終了となりました。
帰り際にAndoridのTシャツと、ドロイド君のストラップ、HTCのハンカチ、HTCのボールペン、小冊子2冊、NTTドコモのボールペン、NTTドコモのクリアファイル、NTTドコモのメモ帳、7月のカタログをお土産でもらいました。
AndroidのTシャツ
裏
ドロイド君のストラップ
で、肝心のレビューなんですが気になったのはタスク周りですね。携帯電話やiPhoneの様に不完全なマルチタスクではなく、完全なマルチタスクを採用しているのでwebブラウザとメールの同時起動ができないとかは無いんですが、タスクを貯めていくと動作がもっさりするところですね。
ここら辺はAndroidマーケットが解消してくれると思いますが・・・。
後は、文字入力ですかね。入力しにくいわけではないけどしやすいわけでもありませんでした。
タスクが貯まった時はキーレスポンスが著しく悪くなるのでこれも注意したいですね。
懸念された電池持ちですが、僕が使用していたのは無線LANで2時間ほど使用していましたが電池のメーターは半分ぐらいまで減りました。恐らく許容範囲内だと思います。
まとめるとiPhoneほどの完成度はありませんが、大きな可能性を秘めているプラットフォームだと感じました。解消すべきは処理速度だけだと思います。
近くの席にいたiPhoneユーザーは「これはだめだわ・・・」と言っていましたが、ほとんどの人はスゲーと唸っていました。
帰りのエレベータである男性が「物欲を凄くそそられた」と言っていたのが印象的でした。
僕は明日購入することを決定しました。
それでは。