ソニー・エリクソンが昨年11月に発表した「XPERIA X10」をNTTドコモで4月から発売を開始する事が決まりました!
そして本日。ソニーエリクソンが主催、アジャイルメディア・ネットワークが運営協力を行った「Xperia X10」のタッチ&トライイベントに参加し、実際に「Xperia X10」触れてきました!
まさにソニー・エリクソンのAndroidケータイ。
18時25分頃に会場に到着。受付を済ませようとしたら18時30分から受付開始とのこと。
18時30分になるまで会場外のソファーに腰をかけようとしたら「Nexus One」ユーザーを発見!
イベント中も「Nexus One」を使用している人を結構見かけました。
18時30分になりイベント会場に入るとスタッフさんが多い!イベントは19:00から開始でしたが、それまで「Xperia」を触る事ができました。
第一印象はディスプレイがデカイ!そして、ハードが美しい。ここら辺はさすがソニー・エリクソン。この外観だけでも欲しくなってしまう人もいるはず。
ランチャー画面。ここはサクサク。そしてUIが美しい。AndroidのUIはどこか垢抜けてないんですが、「Xperia」はかなり洗練された感じがします。
ドコモマーケットなるアプリを起動してみました。そのままドコモマーケットにアクセスします。
「おすすめ」、「カフェ」、「サポート」、「メニュー」の4つにカテゴライズ。
「おすすめ」
おすすめのアプリケーションが一覧で表示されます。
Androidマーケットはイマイチとっつきにくいんですが、これならとっつきやすくまずは使ってみようという気になりそう。
「カフェ」
近くにあるカフェが表示されるのかなと思いきや表示されたのはニュースなどの情報。
恐らくカフェにいる時に利用すると良いですよ的なものですかね。個人的にこういう暇がつぶせるアプリは好きです。
「サポート」
スマートフォンを初めて使う人ってまず何をやったら良いのかわからないという人が多いんですが、
こんなQAがあれば最初に使う人でも使いやすいかもしれません。説明書を読まなくても良いというのもポイントですかね。
「メニュー」
様々なコミュニケーション履歴をシームレスに表示する「Timescape」
mixi、Facebook、Twitterなどスワイプする事で表示を切り替える事ができるんですが、スワイプの際に動作がもたつきカクカクするのが気になりました。スワイプしきってから切り替えが始まる感じがちょっと気になったと説明員さんに話したところまだチューニングの段階とのこと。
UIとしては画面が切り替わる際のアニメーションがとても良い!ここもソニエリらしさが出ています。
ギャラリー。Android 1.6とは思えない程洗練されてます。
ミュージックも画像と同様にサムネイル表示されます。
と、ここでイベントが正式に開始。
ソニー・エリクソンのスタッフさんが「Xperia」について説明を行ってくれました。
やはり気になったのは「POBoxTouch 1.0」。
日本語は「a」「i」「u」「e」「o」以外の文字を打った後は母音を入力する頻度が多いため、それに併せてキーのサイズが大きくなるというもの。
Androidでは記号を入力する度にキーボードを切り替えなければいけないのですが、「POBoxTouch 1.0」ではキーボード下部に良く使用する記号を12個配置することで画面を切り替えずに記号を入力することができます。
と、ここでアクシデント発生。デジタルカメラのバッテリーが切れてしまい、Nexus Oneで撮影しなければいけなくなりました・・・。
日経BPが主催、ソニー・エリクソンが特別協賛でAndroid上で動作するアプリケーションの開発を支援することを目的とした『Android Application Award』を開催するとのこと。
ここら辺で説明会は終了。タッチ&トライになります。
照明がついたと思ったら周りにはこんなにも人が!ブロガー50人、デベロッパー100人ですからね・・・。
まだまだ「Xperia」触っていきます。
HTCの製品と大きく違うのはキーの数。「Xperia」にはメニュー、ホーム、戻るの3つしかありません。
また、HTCの製品は戻る、メニュー、ホーム、検索の順なので操作にちょっと戸惑いました。
端末背面。相変わらずソニエリのロゴはカッコイイ・・・。
電話帳。50音順、アルファベット順に並んでいます。これも通常のAndroidと違ってカッコイイ。
「POBox Touch 1.0」。こんな風に次に入力される頻度の高いキーが大きく表示されます。
HT-03A、iPod touchとの大きさ比較。
今度はブラックでカメラ機能を紹介。
撮影モードは「標準」「シーン認識」「スマイル検出」「タッチ撮影」の4種類。
解像度は「8MP 4:3」「6MP 16:9」「2MP 4:3」「2MP 16:9」の4種類。
シーンは「標準」「ポートレート」「風景」「夜景」「夜景ポートレート」「ビーチ&スノー」「スポーツ」「パーティー」「ドキュメント」と9種類も用意されています。
フォーカスモードは「シングルAF」「マルチAF」「マクロ」「顔検出」「無限遠」の5つ。
これだけ選択肢があるともうケータイのカメラの域を超えていますね。デジカメに近い。
最後に気になったことを一つ。バッテリー残量や電波状況などを示すアイコンが小さくて見にくい。これは是非改善してもらいたいですね。
これからは実際に使ってみた感想を。
起動時間がめちゃくちゃ速い。「Nexus One」を凌ぐぐらいです。
レスポンスは、「HT-03A」よりも格段に速いと思います。しかし、「Nexus One」よりは遅いといった感じ。
CPUは同等メモリは少し劣り、Andoridのバージョンが1.6というのが原因っぽい。Android 2.0にアップデートされればもう少しサクサク動きそう。ちなみに、説明員さんに今後のOSアップデートの予定はあるのか聞いたところ、NTTドコモと話し合いはしているものの未定とのこと。やっぱりアップデートの権限を最終的に握ってるのはキャリアらしい。
「Xperia」が採用しているディスプレイは4.0インチなんですが、大きさの割に端末が持ちやすい。さすがにHT-03Aとまではいきませんが、「Nexus One」よりも「iPod touch」よりも持ちやすい。持ちやすくするために削れるとこは限界まで削ってるとのこと。
次に「POBoxTouch 1.0」。こちらは今の時点ではちょっと使いにくいかなというのが正直なところ。キーボードのサイズが縦に短いため、ご入力が頻繁に起きます。4インチというディスプレイを完全に活かしきれてない感じがしました。今のままだったら購入した途端に「Simeji」をインストールする人が殆どなはず。
「POBoxTouch 1.0」とあるが、今後アップデートの予定はあるのか聞いたところ今はないとのこと。
最後に他のソニー製品との連携機能等考えていますか?と聞いたところソニー・エリクソンだけじゃなく、ソニーグループ全体で連携が取れるような機能を考えていこうとしているとのことでした。
もしかしたらPS3で「トルネ」を用いて地デジ番組を録画し、それを「Xperia」で再生とか実現しちゃうかもしれませんね。