MozillaはAndroid向けに「Fennec」のプレアルファ版をリリースしました。対象機種は、Android 2.0以上のOSを採用した機種のみ。
アドオン機能を搭載。これは凄い!
モジラ、Android向け「Firefox」のプレアルファ版をリリース:モバイル – CNET Japan
Android向けに提供された「Fennec」のプレアルファ版はOpenGL ES 2.0をサポートしていないAndroid 2.0未満の端末では使用することができません。
また、プレアルファ版ということで最低限の安定性が確保されておらず、端末がクラッシュし再起動するなどの事象が発生することがあるため、利用には注意が必要です。
さらに、SDカードではなく端末のメモリ上にインストールしなければ起動することができないため、Apps2SDを利用している人はインストール前に利用を停止しておく必要があります。
「Fennec」のダウンロードは以下から行えます。
Fennec.apk
Fennecを起動すると、まず設定画面にて設定したページが表示されます。
当ブログを表示してみました。
拡大・縮小の際はダブルタップで行う必要があり、マルチタッチはサポートされていません。
左にスクロールさせると、タブを切り替えることができるバーが表示されます。
タブの切り替えは非常にスムーズでストレスフリーです。
右にスクロールさせると、ブックマークボタンや戻るボタン、進むボタン、設定ボタンが表示されます。
設定ボタンではスタートページの変更や画像の表示、JavaScriptの有効or無効、クッキーやパスワードのクリアまたは記憶の有無、ダウンロードの管理が行えます。
また、アドオンの管理を行うことも可能です。試しにTwitterBarとAdblock Plusをインストールしてみました。
TwitterBarはアドレスバーにつぶやいて右のアイコンをクリックするとつぶやきがTwitterにツイートが反映されますが、エラーメッセージが表示されます。
しかし、なぜか1回だけツイートが反映されました・・・。
Adblock Plusはちゃんと反映され、広告を消すことができました。
Firefoxのアドオンをそのまま使える。これは凄い・・・。
Shareaholicをインストール。リンクを色々なサービスに転送できるアドオンです。
アドオンはMozillaからインストールすることもできるみたいですね。
本来ならばリンクのシェアに用いるのですが、今回はTwitterで使ってみました。こちらは成功です。
安定性は確かにまだまだですし、拡大・縮小の操作性やトラックボールが使えないなど常用するにはまだまだといった感じですが、描画やスクロールの速度はとても速いですし、Firefoxで提供しているアドオンを利用できるのがとても便利です。
まだすべてを触ったわけではないですが、恐らく将来的にFennecがスマートフォンのブラウザシェアでFennecがトップを取るのではないかと感じられるブラウザです。
コメントを残す