Androidには多くのWebブラウザが提供されていて「Chrome Lite(標準ブラウザ)」、「Opera mini」、「Steel」、「Dolphin Broser」がAndroidマーケットに公開されています。
今回は前述した「Dolphin Broser」に6つの新機能が加わった「Dolphin Browser HD」を紹介します。
操作性が格段に向上。
Androidマーケットにて「dolphin hd」で検索するとヒットします。
Androlibからのダウンロードは以下からどうぞ。
Dolphin Browser HD v1.0.0 Android用アプリケーション | 通信
新しい機能の1つめはタブブラウジング機能。
これは新機能というよりもカスタマイズされた機能で、Dolphin Browserよりもグラフィカルになっており視認性が上がりました。うん、カッコイイ。
2つめはサムネイルフリックメニュー機能。
ページが描画された状態で左右のどちらかにフリックするとメニューが表示され、タブの切り替えやタブのクローズなどのタブの管理、アドオン機能の利用が可能。実にこの機能が便利でタブの切り替えがスムーズに行えます。
3つめはジャスチャーによるURLのコマンド機能。
ジェスチャーとURLをあらかじめ紐づけて登録。画面左下に描画されている指マークをタップし、登録しておいたジェスチャーの動作を行うと紐づけられていたURLのページにアクセスすることができます。
4つめはアドオン機能。
現在用意されているアドオンはブックマークをSDにバックアップするもの、FacebookやTwitterへ閲覧しているページをシェアするもの、Read it laterなどなど。
今回はGoogleのサービスに簡単にアクセスできるアドオンを利用してみました。確かにGoogleのサービスが一覧表示され、アクセスしやすくなっていますが、ジャスチャーに登録しておいた方が素早くアクセスできそう。
5つめはブックマークのソート機能。
Android 2.1に搭載されているChrome Liteのブックマークはサムネイルで一覧表示されますが、ソートはアクセス時間順に行われるのでちょっと不便。Dolphin Browser HDでは任意に並び替えることができます。
最後はYouTubeのダウンロード機能。
YouTubeにアクセスしたい保存したい動画をタップし、さらにDolphin Browser HDのアイコンをタップすると、保存を行うことができます。
重要な描画速度は標準速度やその他と比較しても結構速いです。やはり便利なのはタブの切り替えですかね。Chrome Liteだと複数タップを行ってウィンドウの切り替えをしなければいけませんが、Dolphin Browser HDなら1タップで完結することが可能です。タブバーが上にあるため、右上に描画されたタブはタップしにくいんじゃないのかと思いきやタブバーをフリックしてタブを移動することができるためタップも軽快に行うことができます。
また、これまでのDolphin Broserは全て英語表記でしたが、Dolphin Browser HDや最新のDolphin Broserでは日本語化されているため、英語が苦手な人でも自由にカスタマイズできます。
総合的に考えると現時点で1番出来の良いWebブラウザだと思います。
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