HTCとMotorolaが2011年初頭にAndroidタブレットPCを発売!?
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

HTCが発売するタブレットPCは2011年の第1四半期に発売され、搭載されるOSはAndroid 3.0 – Gingerbreadになるとのこと。噂の情報源はHTCへケータイの部品を提供する企業。
これ以上の情報はないものの、HTCはiPhoneが独占状態だったスマートフォンの分野でAndroidをiPhoneのライバルとなるまで押し上げてきた企業。今度はiPadが独占状態のタブレットPCの分野でAndroidをiPhoneのライバルとなるまで押し上げてくれるかもしれませんね。
次の情報はAndroidケータイで最大のヒット商品となった「Droid」を製造したMotorolaがタブレットPCを開発中の情報。
これまで何度も噂になったMotorolaのタブレットPCの発売ですが、今回はCEOのサンジェイ氏が開いた会見で競合の製品に確実に勝てる確信を得ることができる製品を開発できることを前提に2011年の始めに発売することを目標としていることを明らかにしました。
また、タブレットPCに採用するOSとしてAndroid 2.2 – Froyoは敵していないとも指摘しており、Motorolaが発売するタブレットPCについてもAndroid 3.0 – Gingerbreadが採用される可能性が高いと考えられます。
これまでAndroidのスマートフォンを引っ張ってきた2つの企業がタブレットPCでも引っ張っていくことになりそうですね。iPadは電子書籍を大きな武器にタブレットPC市場で他の製品に大きく差をつけていますが、Androidは先日日本語化が発表されたGoogleのカーナビゲーションシステムを武器とすればiPadに勝てる確信とはいかなくとも確実に競争となり、iPadの独占状態をスマートフォン市場の様に非独占状態にすることはできるのではないでしょうか。
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