Google、Android向けにGoogle Appsの管理機能を提供。
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

Google Appsは、GmailやGoogleTalk、Googleカレンダー、GoogleドキュメントなどのGoogleが無料で提供するウェブサービス。
Googleが企業向けに提供するGoogle Appsの管理機能は、iPhoneやBlackBerryには既に提供されている機能で、今回はAndroidに対応したというもの。
Google Appsの管理機能は、数日中にAndroidマーケットにて提供される「Google Apps Device Policy」を端末にインストールすると、従業員は企業のGoogle Appsにログインすることができ、管理者は、従業員が企業のGoogle Appsにログインする際に必要なパスワードのリモート初期化や長時間使用されていない端末のリモートロック、パスワードの強制設定、パスワードの最小文字数指定などの管理をWebブラウザから行えるという機能です。
既にiPhoneやBlackBerryに提供されている機能ですが、この記事を書くまでこの機能を知りませんでした。企業から従業員に提供される端末は専用のものがほとんどだと思いますが、この管理機能は従業員が個人に所有している端末でも利用することができ、アクセス権限の設定が可能であるため、従業員が退社する際にはアクセス権限を無効にするだけでセキュリティが保たれるといった点がコスト削減にもなっていて良いですね。
ちなみに、この管理機能を利用できるのは、Google Appsの企業向け有料サービス「Premier Edition」または教育機関向けサービス「Education Edition」を利用しているユーザーに限定されるようです。
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