905iシリーズに燃料電池採用?
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

現在の携帯電話に採用されている電池はリチウムイオンというもの。ノートパソコンや携帯電話に使用されています。
このリチウムイオン電池は携帯電話やノートパソコンに広く使用されていますが電池持ちが悪いんですよね。
この電池持ちの悪さを解消してくれるのが905i以降のシリーズから採用されるとみられる燃料電池です。
2月6日にドコモと燃料電池の規格と開発を行っているアクアフェアリーは携帯向けの燃料電池の商用化に向けて共同開発体制・技術協力体制の強化を目的とする新たな基本合意書を締結しました。
燃料電池はリチウムイオン電池と比べて電池持ちが約3倍電池持ちが良くなると言われています。
そんな燃料電池を携帯用に開発しているのがドコモとアクアフェアリーです。両社は、昨年の7月にPEFC型燃料電池を利用したFOMA用の充電器を試作、動作検証に成功していました。
その際に両社は1~2年後の商用化を目指すとしていました。ドコモは903iSシリーズを発売しないで904iシリーズを発売すると噂されているので1年後にリリースされると思われる905iシリーズ以降の機種に燃料電池が採用されると思われます。
<関連・参考記事>・DoCoMo、従来より2倍以上の出力を実現した燃料電池・ついに携帯に燃料電池投入?!・ITmedia +D モバイル:ドコモとアクアフェアリー、協力体制を強化──携帯向け燃料電池の商用化に向け