先ほどお伝えした通り、NTTドコモは2013年2月の携帯電話およびPHSの純増数にて約14万の純増を記録しましたが、MNPについては9万3200件の転出超過を記録し、今月も主要3キャリアで最も低くなりました。
「Xperia Z」は、iPhoneにはなれず。
2013年2月におけるMNPの利用動向はauが6万2900件で1位、ソフトバンクモバイルが3万1200件で2位、NTTドコモが9万3200件の転出超過となりました。昨年9月以来の10万切りを記録し状態は一応改善されたとも言えますが、「Xperia Z SO-02E」をもってしても転入超過とすることはできず、既存ユーザーや新規ユーザーに多く買われたものの、iPhoneのように「キャリアを変えてでも購入したいスマートフォン」にはなれなかったというのが現状のようです。
2年以上も続く転出超過を止められるのはiPhoneのみ?
過去6ヶ月におけるNTTドコモのMNP利用動向は以下の通り。2013年1月 | −14万4700件 |
2012年12月 | −13万2100件 |
2012年11月 | −21万2100件 |
2012年10月 | −18万9800件 |
2012年9月 | −9万5200件 |
2012年8月 | −4万3300件 |
NTTドコモのMNP利用動向は非常に深刻で最後に転入超過を記録したのは2009年1月。つまり、3年以上も転出超過が続いていることになります。
今季モデルのイチオシでも転入超過を記録できなかったNTTドコモ、iPhoneを発売するauとソフトバンクモバイルが好調なことから、iPhoneを発売し他キャリアと同等の価格で提供できれば、少なくともユーザーの囲い込みぐらいはできそうなものですが、ドコモから次世代iPhoneの発売はあるのでしょうか。
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