Photo By Tsahi Levent-Levi
現在カリフォルニアで開催中のイベント「All Things Digital conference」にて、AndroidとChromeのSVPであるピチャイ氏がAndroidの課題は「ユーザー体験の統一」にあるとコメントしました。
ユーザー体験の統一にはOSのバージョン統一も必然
CNETによると、ピチャイ氏はAndroidの課題としてユーザー体験が統一化されていないことを挙げたとのこと。Pichai氏は、9億台ものモバイル端末に現在搭載されているAndroidの課題とは、「完全にオープン」であることと、全Android搭載端末により共通のユーザー体験を導入することであると主張した。「Googleの視点から見て、われわれはユーザー体験をとても大切に考えている。(中略)つまり、すべての人々に共通のユーザー体験を届けるために、われわれがどのようにしてその導き手となるか、ということだ」
引用元:グーグルのピチャイ氏、「Androidユーザー体験の共通化を主導していく」–D11インタビュー – CNET Japan
具体的な対策については語られなかったもののGoogleはユーザー体験を大切にしており、異なるデバイスでも同じ体験を得られる様に導いていきたいとコメントしたようです。
異なるデバイスで同じユーザー体験を与えるにはiOSの様に数年前に発売されたデバイスにも最新のOSを提供することが必然かと思います。ただ、スペックなどの面でアップデートの提供が厳しくなるケースなども考えられ、ユーザー体験の統一は容易ではないと思いますが、今後に期待したいですね。
コメントを残す