Appleは今年秋に発売する新型iPhone(仮称:iPhone 12)を次世代高速通信技術「5G」に対応させると噂されているが、タブレットのiPadも5Gモデルが存在するのかもしれない。
今年前半に新型iPad Pro登場の噂も
DigiTimesによると、Advanced Semiconductor Engineeringが5G対応のiPhoneとiPad向けにアンテナインパッケージ技術を提供するそうだ。また、発売時期については今年後半と伝えている。
iPadには、AirやProなどいくつかのシリーズが存在しているが、MacRumorsは5Gにかかるコストを理由に高価格な「iPad Pro」が5G対応になることはほぼ間違いないとしている。
ただ、疑問なのは今年前半にもトリプルカメラを搭載した新型iPad Proの登場が報じられていること。春と秋に2種類の新型iPad Proが登場するのだろうか。
なお、5Gでは、電波が届きやすい「Sub-6」と高速通信に優れる「ミリ波」の2種類の周波数帯を利用するが、同レポートではミリ波のみ言及されている。iPhone 12では、Sub-6のみ対応したモデルとSub-6とミリ波に対応した2つのモデルがラインナップされるようだが、5G対応のiPadに関する情報はおそらくこれが初めてでSub-6対応モデルが用意されるかはわからない。
高速通信・大容量・低遅延といった特徴のある5Gは、iPhoneよりも大画面でよりリッチなコンテンツが楽しめるiPadの方が相性は良いはず。5G対応モデルが登場するのであれば、4Kディスプレイの搭載にも期待したいところだ。
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