Android Lの正式名称はレモンメレンゲパイ(LMP)に?
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

これまでCupcake(1.5)、Donut(1.6)、Eclair(2.1)、FrozenYogurt(2.2)、Gingerbread(2.3)、Honeycomb(3.0)、Ice Cream Sandwich(4.0)、JellyBean(4.1〜4.3)、KitKat(4.4)とお菓子の名前に基づく9つのコードネームが割り当てられていました。
ただ、今年の6月に発表された次期Android OSの名称は「Android L」として発表されており、バージョン番号もコードネームも発表されていません。
Androidファンとしては、どのようなものになるのか気になるところですが、「レモンメレンゲパイ」となるのかもしれません。
現時点でAndroid Lがレモンメレンゲパイと呼ばれていることは確定か
Android Policeによると、Googleが配布しているAndroid SDKの中にAndroid Lのカードビューに関する構成ファイルが含まれており、そのファイルの中身に”lmp-preview-release”という文字が記述されていたとのこと。
この”lmp”の部分がコードネームを表しているのではないかとされており、Androidのソースファイルを管理するAOSPにて「Imp」で検索してみたところ9件がヒットしたとのこと。
これは、変更したソースファイルを確定する際に付与するコメントにて「lmp」が使われていることを示しており、さらにはGoogleの中で「lmp」が日常的に使われていることを示すものになるかと思います。
試しにAndroid 4.4の開発時に使われていたKey Lime Pieの略称である「klp」で検索してみたところ多数ヒットしました。
また、いずれも「lmp-dev」「klp-dev」という記述が見られており、Googleの中では「lmp」という名前が使われているのは間違いないかと思われます。
ただ、Android 4.4では発表の直前までKey Lime Pieという名称が使用されたものの、KitKatとして発表された経緯があるため、発表されるまでは中の人さえも本当の名前を知ることはなく、確定とは言えません。
ちなみに、LMPとレモンメレンゲパイを結びつけるものは何もないようですが、アメリカではLMPといったらレモンメレンゲパイぐらいといった感覚なのでしょうか。
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