無料で見られるインターネットテレビ局「Abema TV(アベマティービー)」が2018年1月14日から始まる大相撲を1月場所から11月場所までの全6場所、90日間すべての模様を生放送すると発表した。
オリジナルの映像で「大相撲」を完全無料で生中継
Abema TVでの「大相撲」生中継では、場所中に毎朝8時30分からよる6時までの9時間半にわたって序の口から結びの一番までの取り組みを完全無料で配信される。配信チャンネルは「AbemaGOLDチャンネル」、「スポーツチャンネル」の2つ。
これまで大相撲の生中継はNHKや日本相撲協会公式アプリで月額500円を払うことで全取り組みをリアルタイムで視聴できたが、2018年の大相撲は無料アプリ「Abema TV」で視聴可能になる。スマートフォンやタブレットはもちろん、Fire TVやChromecast、Apple TVを利用することでテレビの大画面でも視聴可能だ。
なお、配信映像は斬新かつダイナミックな映像で取り組みの様子を放送するほか、オリジナルの力士紹介VTRや若い世代のタレントおよび女性解説を起用するなど、テレビと同じ映像ではなくAbema TVならではの大相撲中継が楽しめるとのこと。
2018年の大相撲の開催予定は、両国国技館を会場とする1月場所が1月14日から28日まで、大阪府立体育会館を会場とする3月場所が3月11日から25日まで、両国国技館を会場とする5月場所が5月13日から27日まで、愛知県体育館を会場とする7月場所が7月8日から22日まで、両国国技館を会場とする9月場所が9月9日から23日まで、福岡国際センターを会場とする11月場所が11月11日から25日まで開催される。
Abema TVでの大相撲放送決定に関して横綱・白鵬は「勝負は一瞬ですけど、その一瞬のために、日々稽古を積み重ねてきています。その一瞬の勝負だけじゃなく、そこに行司、呼出、床山、そしてしきたり、そういったものを、目で、耳で、匂いで、楽しんでもらえればなと思います」とコメント。横綱・鶴竜は「大相撲が長く続いていくのも、ファンがあってこそだと思いますので、20代とか30代の人にもっと見てもらって、若いファンが増えてくれたらと思います」、横綱・稀勢の里は「様々な年代の方に見ていただけるのはとても嬉しいですし、国技の素晴らしさを多くの方々に知ってもらえればと思います」とコメントしている。
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