7月11日、Googleが2019年第3四半期(7月〜9月)に正式配信を予定している次期「Android Q」のベータ5版を公開した。
ベータ5版では多くの変更や新機能は追加されていないが、最終リリース版に近いシステム動作が実現されていて、先日配信がスタートした2019年7月のセキュリティアップデートも含まれている。
ジェスチャーナビゲーションに新しいハンドルが追加
Android Qでは、新機能「ジェスチャーナビゲーション」によって、従来の戻る/ホーム/アプリ履歴といったボタン操作をスワイプによるジェスチャーで操作可能になる。
例えば、画面左から中央に向かってスワイプすると前の画面に戻ったり、画面下から中央に向かってスワイプするとホームに戻り、スワイプしたところで指を止めるとアプリ履歴を確認したり、画面下の左右から中央に向かってスワイプするとGoogleアシスタントを起動することが可能だ。
Android 10 Beta3で追加されたフルジェスチャーナビゲーション
— Yusuke Sakakura🍎携帯総合研究所 (@xeno_twit) 2019年5月7日
・戻るボタンを削除
・画面端から中央に向かってスワイプすると戻るボタンと同じ操作が可能
・進むことはできません🤭
→ https://t.co/OZiHyx9GpP #io19 #io19jp #AndroidQ pic.twitter.com/ygEm8qD8Wx
「ジェスチャーナビゲーション」によってAndroidを直感的に操作できるほか、従来のボタン操作の場合は画面下にボタンを配置するエリアが表示されることで画面をフルで使えなかったが、「ジェスチャーナビゲーション」では画面の下中央に小さく表示されるバーや画面の下側左右に小さく表示されるハンドルによって画面をより大きく使える。
このほかにもブート時のアニメーションがダークテーマに対応(2回目の再起動から適用)した。なお、モバイルSuicaアプリを起動するとエラーメッセージが表示されてすべての機能が利用できないため、これからベータ版を導入する場合は注意が必要になる。
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