最後のベータ版提供と共に正式配信まで「あと数週間」と予告されていたAndroid 13ですが、今日公開された8月のセキュリティアップデートに関する情報から正式配信日は9月以降になることがわかりました。
昨年公開されたAndroid 12と同じように、まずはAOSPにリリースされた後、Pixelスマートフォンに展開され、その後、ようやく各メーカーおよびキャリアから配信されます。
Android 13のセキュリティリリースノートが公開
Googleが月次で公開しているセキュリティアップデートのリリースノートを今日2つ掲載しました。
1つは現行のバージョンに適用されるセキュリティアップデートの内容を記載したいつものリリースノート。サプライズ的に公開されたもう1つは、Android 13のセキュリティリリースノートです。
少しわかりにくい言い回しですが、Android 13のセキュリティリリースノートには、9月1日以降にAndroid 13デバイス向けにセキュリティアップデートが適用されると書かれています。加えて「AOSPでリリースされたAndroid 13のセキュリティパッチレベルが2022-09-01になる」との記述から、Android 13が9月1日以降にリリースされることが予想されます。
AOSPは主にスマホメーカー等が利用するAndroidのソースコードで、AOSPで公開されたソースコードがカスタムされてユーザーに提供されています。
セキュリティ パッチ レベル 2022-09-01 以降の Android 13 デバイスは、これらの問題から保護されています (Android 13、 AOSP には、デフォルトのセキュリティ パッチ レベル 2022-09-01 が適用されます)。
AOSP でリリースされた Android 13 のデフォルトのセキュリティ パッチ レベルは 2022-09-01 です。
- 引用元
- Android
GoogleがAndroid 13をAOSPで公開した後、すぐにPixelスマートフォンのユーザーにも提供することも可能です。実際にこれまでほとんどの場合において同時にリリースされていましたが、昨年のAndroid 12は、10月5日にAOSPで公開された後、同月20日にPixelスマートフォン向けに公開されました。
Android 13はどうでしょうか。Android 12と同じように2週間後待つ必要があるかもしれませんし、昨年ほど大規模なアップデートではないことから、それほど待つ必要なく、すぐにリリースされるかもしれません。
なお、Android 13を搭載して出荷されるPixel 7シリーズは10月6日に発表後、予約受付を開始し、10月13日発売と噂されています。
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