日本時間10月5日、Googleが最新のソフトウェアアップデート「Android 12」を正式にリリースしました。
新しいデザイン言語“Material You”の導入によって、クイック設定パネルが美しく使いやすく生まれ変わり、設定した壁紙の色合いに応じてテーマカラーをスマホ全体の色合い統一できるなど、Android史上最大のデザイン変更になっています。
なお、今回のリリースはAOSPへの公開で、Pixelスマートフォン向けの配信は「今後数週間のうちに」と案内されています。実際に正式版のAndroid 12を利用するまでは、もう少し時間がかかるようです。
Today we’re pushing the source to the Android Open Source Project (AOSP) and officially releasing the latest version of Android. Keep an eye out for Android 12 coming to a device near you starting with Pixel in the next few weeks and Samsung Galaxy, OnePlus, Oppo, Realme, Tecno, Vivo, and Xiaomi devices later this year.
片手操作が大幅改善。全画面スクリーンショットも
Android 12では、片手操作を改善するいくつかのアップデートが実施されています。大きく変わったのは設定画面。
SamsungがGalaxyスマートフォンに採用するOne UIのように、画面上部にビッグフォントでメニュー名を表示し、操作エリアを画面下部に押し下げることで片手操作を改善。さらに、画面を下にスライドすることで画面上部のボタンが操作しやすくなる「片手モード」も新たに追加されました。
ほかにも、スマホの向きに合わせて画面が回転する機能が顔検出に対応したことで、ソファやベッドに横になってスマホを操作する時に誤って画面が回転しないように改善。Pixel 5では、背面を2回タップしてスクリーンショットを保存したり、お気に入りのアプリが起動できる新機能「クイックタップ」が追加されています。
待望の全画面スクリーンショットにも対応。アプリやシステムがマイクとカメラを使っている時に画面の右上にそれぞれのアイコンを表示することでプライバシー保護も強化されています。
Android 12の対応機種は、Pixel 3 / 3 XL / 3a / 3a XL / 4 / 4 XL / 4a / 4a 5G / 5 / 5a 5GなどのPixelスマートフォン。Android 12の新機能と変更点については以下の記事で詳しくまとめています。
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