Mishaal Rahmanのレポートによって、Android 14では大画面デバイスにハードウェアキーボードを接続すると、設定画面のシステム>キーボード>物理キーボードと進んで「キーボードショートカット」をタップすると、利用できるショートカットの一覧が表示されることが明らかになりました。
ショートカットの一覧はシステム・入力・開いてるアプリの3カテゴリに分けられていて、検索機能もついているのでカンタンにショートカットを見つけることも可能。
また、何らかのアプリを起動中に検索 + /のコマンドを実行すると、ショートカットの一覧がすぐに表示され、起動中のアプリで利用できるショートカットを確認することもできます。
ショートカットはすべてAndroid 13と同じではなく、検索キー(WindowsキーまたはCommandキーでも可能)を押すとGoogleアシスタントではなく、検索ランチャーが起動したり、検索キー + AはGoogleアシスタントの起動に、検索キー + Uが電卓アプリの起動するといった割り当ての変更も行われています。
なお、Android 14ではタッチパッドのカスタマイズ機能も確認されるなど、ハードウェアキーボード/タッチパッドの大幅な最適化が行われることもわかっています。
不思議なのは6月20日発売のAndroidタブレット「Pixel Tablet」向けのキーボードアクセサリをGoogleが発表していないことです。
Googleは秋にも新製品発表イベントを毎年開催しており、今年はPixel 8、Pixel 8 Pro、Pixel Watch 2の発表が噂されています。もしかすると、Pixel Tablet向けのハードウェアキーボード、カバーと一体型になったスタンド付きキーボードも登場するかもしれません。
Android 14 ベータ2でのショートカットリストは以下のとおりです。
ショートカット | コマンド |
---|---|
通知を確認する | 検索 + N |
スクリーンショット | 検索 + Ctrl + S |
ショートカットリストを表示 | 検索 + /(スラッシュ) |
戻るボタン | 検索 + ~ 検索 + バックスペース 検索 + ← |
ホーム画面に移動 | 検索 + H 検索 + Enter |
最近開いたアプリの確認 | 検索 + Tab |
最近開いたアプリのページ送り(前) | Alt + Tab |
最近開いたアプリのページ送り(後) | Alt + Shift + Tab |
検索ランチャーの起動 | 検索 |
タスクバーを表示・非表示 | 検索 + T |
システム設定の起動 | 検索 + I |
Googleアシスタントの起動 | 検索 + A |
画面をロックする | 検索 + L |
クイックメモのためにメモアプリを表示 | 検索 + Ctrl + N |
分割画面をオンにして現在アプリを右側に表示 | 検索 + Ctrl + → |
分割画面をオンにして現在アプリを左側に表示 | 検索 + Ctrl + ← |
分割画面をオフにして通常の全画面に切り替え | 検索 + Ctrl + ↑ |
分割画面中、アプリを順に置換 | 検索 + Ctrl + ↓ |
入力言語を切り替え(次の言語) | Ctrl + スペース 検索 + スペース |
入力言語を切り替え(前の言語) | Ctrl + Shift + スペース 検索 + Shift + スペース |
SMSを開く | 検索 + S |
Googleアシスタントを開く | 検索 + A |
Googleカレンダーを開く | 検索 + K |
ブラウザ(デフォルト:Chrome)を開く | 検索 + B |
Googleマップを開く | 検索 + M |
メール(デフォルト:Gmail)を開く | 検索 + E |
連絡先を開く | 検索 + C |
電卓を開く | 検索 + U |
音楽を開く | 検索 + P |
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