2016年5月にも先行発表される「Android N(7.0)」では、設定画面のレイアウトや操作性が大幅に変わることになりそうです。
すでに、グーグル自らが公開したスクリーンショットから、ハンバーガーボタンとショートカットメニューを導入することが明らかになっていますが、より詳細な変更点が明らかになりました。
次期「Android N」で設定画面のデザインを変更か
Android Policeが、実際に確認したAndroid Nをもとに、モックアップを作成して公開しています。
設定画面のデザインが変更、機能性も向上か
設定画面の上部には、「Do not disturb is on」と書かれた緑色のバーが表示されています。このバーをタップするとドロップダウンリストが表示され、Do not disturb――つまり、寝ている間だけ通知を鳴らさない設定モードを変更できるようです。
さらに、各設定項目には、設定状況が表示・確認できるようです。例えば、Wi-Fiならば接続しているアクセスポイント名、使用した通信量、メモリ(RAM)の使用状況が表示されています。各設定にアクセスしなければ、確認できなかった項目を設定画面のトップで確認できるのは便利です。
細かな変更点としては、各設定項目ごとに引かれていた区切り線が削除され、「ワイヤレスとネットワーク」「デバイス」「個人設定」など大項目の区切り線のみ残されています。
Android Nでは、設定項目の間を自由に行き来できるハンバーガーボタンとショートカットメニューが追加される予定。設定項目の間に表示される区切り線を取り除くことで、雰囲気として感じる設定間の壁を取り除く意図があるのかもしれません。
ショートカットメニューとハンバーガーボタン
ショートカットメニューを表示するためのハンバーガーボタンは、設定画面のトップには表示されず、トップ画面で設定項目を選択して、階層を一つ進むことで表示されるようです。
ショートカットメニューが設定画面のトップと同じ役割を果たすため、トップに表示しても意味がないということでしょう。
ただ、設定画面のトップと同じ項目がショートカットメニューに表示されるのであれば、2段階・3段階ある項目にアクセスしていないかぎり、従来の戻るキーとの利便性はあまり変わらない気もします。
よく使う項目を登録して、あまり使わない項目を削除できる編集機能や、2段階・3段階目にある項目にアクセスできるのであれば、利便性は向上すると思いますが、正式版がどのようになるのか楽しみです。
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