低消費電力に優れることから画面の背景などをブラック系に変更する「ダークモード」の採用をデベロッパーに対して積極的に呼びかけていたGoogle。
Google自身もYouTubeアプリなどでダークモードを実装してるが、次期「Android Q」ではデバイスレベルでのダークモードをサポートするようだ。
Android Q、OSレベルでダークモードをサポートへ
Android Policeは、Googleの社員がChromiumのバグトラッカーに投稿したメッセージを元に次期「Android Q」にダークモードが正式サポートされるようだと報じた。
グーグラーが投稿したメッセージは本来非公開にされるべきものが誤って公開されていたもの。Googleは報道後にこのメッセージを非公開にしている。
メッセージには、Android Qにおけるダークモードの実装計画が書かれており、開発チームがすべてのプリロードされたアプリがネイティブにダークモードをサポートしたいと考えていることや2019年5月までにすべてのUI要素をダークモードに最適化する必要があるとの記述が確認できる。
さらに、Qの設定画面の「ディスプレイ」→「ダークモード」にデバイス全体にダークモードを適用するような専用の設定が配置されることやChromeにおいてオムニボックス(検索バー兼アドレスバー)やタブスイッチャー、ツールバー、オーバーフローメニューなどのUI要素をダークモードに変更する必要性が漏らされている。
メッセージは昨年10月に投稿されたもの。現在は計画が変更されている可能性はあるが、GoogleはYouTubeや通話、連絡先、メッセージ、Pixel Launcher、Googleニュース、Googleマップの一部にダークモードを実装するなど、有機ELディスプレイを搭載したスマートフォンにおいて低消費電力に有効なダークモードを積極的に採用している。
今年秋ごろに正式配信されるであろう「Android Q」ではデバイスレベルのダークモードが実装される可能性は非常に高そうだ。例年どおりであれば3月ごろには開発者向けにデベロッパープレビューが提供されるはずだ。
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