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Apple、2020年度Q1の決算発表。iPhone 11とAirPodsなど好調で過去最高に

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Yusuke Sakakura公開日:2020/01/29 8:57
Apple、2020年度Q1の決算発表。iPhone 11とAirPodsなど好調で過去最高に

1月29日、Appleが2020年第1四半期(2019年10〜12月)の決算を発表した。

新型モデルが登場しながらもMacやiPadは前年同期比で減収となったが、前年で大幅減を記録していたiPhoneの売上が回復。AirPodsを含む部門は依然好調で過去最高となった決算を牽引している。

売上高、純利益ともに過去最高に

2019年10月〜12月におけるAppleの売上高は918億1900ドル、純利益は222億3600万ドルを記録。

いずれも前期決算時に発表していた予測を上回り過去最高となった。なお、前年同期比では売上高が9%増、純利益は11%増となっている。

iPhone、iPad、Macの売上高

iPhone、iPad、Macの売上高

製品別の売上高ではMacが71億6000万ドルを記録。昨年11月には16インチのMacBook Pro、12月にはMac Proが発売されたものの前年同期から3%減になった。iPadの売上高は59億7700万ドルを記録。昨年10月には10.2インチに大画面化するなど進化を遂げた第7世代iPadが発売されたが、新デザインを採用するなど大幅リニューアルを遂げた新型iPad Proよりもインパクトはなく、前年同期から11%減となった。

iPhoneの売上高は559億5700万ドルで7%増を記録。昨年は15%の大幅減となったが、9月に発売されたiPhone 11シリーズに対する需要の高まりがあったとティム・クックがコメントしている。なお、製品別の販売台数は公表されていない。

Apple Watch、HomePod、AirPods等の売上高

Apple Watch、HomePod、AirPods等の売上高

Apple WatchやHomePod、Apple TV、AirPods、iPod touch、Beats製品、Appleブランド、サードパーティ製アクセサリなど「Wearables, Home and Accessories」は過去最高を記録するなど今期も絶好調だ。売上高は100億1000万ドルの大台に乗ってMacの売上高を超えた。

前年同期比で37%の大幅増を記録した要因の1つは昨年11月に発売された「AirPods Pro」だろう。耳から落ちない、音漏れもしにくい待望のカナル型を採用し、周囲の雑音を打ち消すアクティブノイズキャンセリング搭載することで品切れが続出。Apple公式では今も1ヶ月待ちの状態になっている。

AppleCareやApple Pay、Apple Music、iCloud、ライセンス、その他サービスを含む「サービス」の売上高は127億1500万ドルを記録。こちらも前年同期比で17%増を記録するなど好調を示している。なお、昨年9月に開始したゲーム遊び放題の「Apple Arcade」や昨年11月に開始した動画配信サービス「Apple TV+」もサービスに含まれている。

春に新型iPad Pro、iPhone発売か

過去最高の増収増益を記録したAppleだが、次の決算では前年の減益・大幅減収に立ち向かうことになる。噂によれば、Appleは新型iPhoneと新型iPad Proを用意しているようだ。

新型iPhoneは「iPhone SE2」および「iPhone 9」と報じられており、iPhone 8と同じデザインのボディに、4.7インチのディスプレイや指紋認証「Touch ID」、iPhone 11シリーズと同じA13 Bionicチップを搭載すると見られている。

新型iPad Proは、11インチと12.9インチのラインナップで3D対応のトリプルカメラを搭載すると報じられている。

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