Appleが10月14日に開催したオンラインイベント『Hi, Speed』にて「iPhone 12」を発表した。2020年に発売されるフラグシップモデル4機種のうちの1つとなる。
iPhone 11の後継モデルである「iPhone 12」は、6.1インチのディスプレイを搭載。液晶から有機ELディスプレイにグレードアップして画質が向上。5Gに対応するほか上位モデルのiPhone 12 Pro/Pro Maxと同じA14 Bionicチップを搭載する。
1分でわかる「iPhone 12」
- 超高速通信の5G対応
- 必要ない時は4Gを利用する省電力モード
- 新デザインを採用
- 11%の薄型化
- 15%の小型化(体積)
- 16%の軽量化
- 6.1インチの有機ELディスプレイ
- 耐落下性能が4倍向上で画面が割れにくいセラミックシールド
- 200万:1のコントラスト比
- 2倍の解像度。460ppi
- 広角レンズ+超広角レンズのデュアルカメラシステム
- 広角レンズはf/1.6で暗所でも明るく撮影可能に
- すべてのカメラでナイトモード
- ナイトモードでタイムラプスが可能に
- 新しいワイヤレス充電規格のMagSafe for iPhoneに対応
- 顔認証「Face ID」に対応
- 世界初の5nmプロセスでスマホ史上最速の「A14 Bionic」チップを搭載
- カラーはブラック、ホワイト、ブルー、グリーン、(RPODUCT)REDの5色
- 容量は64GB/128GB/256GBの3種類
- 販売価格は85,800円〜
- 予約開始日は10月16日21時から
- 発売日は10月23日
“新たなレベルへと進化したデザイン”
今年のiPhone 12は、高い評価を得ていたiPhone 5のようなフラットエッジの新しいデザインで登場する。
新色のブルー、グリーン、ブラック、ホワイト、(PRODUCT)REDのカラフルな5色をラインナップ。ボディは航空宇宙産業で使われるレベルのアルミニウム仕上げで背面には光沢のあるガラスを使用した。
美しいデザインに加えて業界最高クラスのIP68等級の耐水性能によって最大水深6メートルで最大30分間の水没に耐えることが可能。コーヒーやジュースに対する耐水性能も備えている。
オールスクリーンのディスプレイは6.1インチ/有機ELのSuper Retina XDRディスプレイを搭載。iPhone 11の液晶ディスプレイに比べてケタ違いのコントラスト比で表現力が大きく向上し、画面の明るさも最大で2倍になった。
ディスプレイを保護するカバーガラスも新しいセラミックシールドによって耐落下性能は一世代前のiPhoneに比べて4倍に。iPhone史上最大の耐久性を実現している。
カメラは広角レンズと超広角レンズで構成されるデュアルカメラ仕様。
広角レンズはシリーズ史上最も明るいƒ/1.6で、取り込む光の量が27パーセント向上。明るさが足りない暗い店内や屋外でも明るく美しい写真や動画を撮影できる。
性能だけでなくカメラの機能も進化している。新しい「スマートHDR 3」は機械学習を活用することでホワイトバランスやコントラスト、質感、彩度を自動調整することで驚くほど自然な写真を記録可能に。
ノイズを抑えて質感がアップするDeep Fusionと夜景を明るく撮影できるナイトモードがフロントカメラを含むすべてのカメラで利用可能になった。
動画では三脚を使ってナイトモードxタイムラプスによる撮影が可能に。さらに、Dolby VisionでHDRビデオを撮影できる初めてのカメラになった。映画クオリティで撮影できるDolby Visionを撮影、編集、共有までできるのは世界初とのこと。Dolby Visionの効果は撮影中もリアルタイムに反映される。
新しいワイヤレス充電の「MagSafe」にも対応する。
かつてMacBookの充電方式として採用されていたMagSafeがiPhone向けのワイヤレス充電規格として復活した。最大の特徴であるマグネットを利用することでワイヤレス充電のデメリットである位置ズレを不正でいつでも最大のパフォーマンスで充電ができる。
通常のワイヤレス充電は7.5W出力だが、MagSafeでは15W出力による急速充電が可能だ。
Appleは「MagSafe充電器」を4,500円で発売する。今後、iPhoneとApple Watchを同時に充電できる折りたたみが可能な「MagSafeデュアル充電パッド」も登場する予定。なお、ケースを付ける場合はマグネットを内蔵したMagSafe対応のケースが必要になる。MagSafeアクセサリはAppleからはもちろん、サードパーティからも発売される予定だ。
超高速通信が可能な5Gにも対応する。
iPhone 12はどのスマートフォンよりも多くの5G周波数帯に対応することで世界中で最も幅広い5Gエリアをカバーする。より高い周波数帯を使用することで超高速通信が可能なミリ波に対応することで混雑した場所でも最高4Gbpsの通信が可能。ただし、ミリ波に対応するのはアメリカで販売されるモデルのみ。残念ながら日本で発売されるモデルはSub6のみサポートする。
5Gの対応バンドには、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルが提供するn77/78/79をフルサポートしている。
なお、5Gでは消費電力が大幅に増えるため5Gの高速通信が必要かを賢く判断して必要なければ4Gに切り替えるスマートデータモードが利用できる。auでは料金プランと対応エリアを判断して5G接続が可能であれば動画の画質が向上するなどのチューニング機能も利用可能だ。
iPhone 12の販売価格
docomo | |||
容量 | 64GB | 128GB | 256GB |
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機種代金 | 販売なし | 販売なし | 販売なし |
負担金 | 販売なし | 販売なし | 販売なし |
au | |||
容量 | 64GB | 128GB | 256GB |
機種代金 | 販売なし | 販売なし | 販売なし |
負担金 | 販売なし | 販売なし | 販売なし |
SoftBank | |||
容量 | 64GB | 128GB | 256GB |
機種代金 | 99,360円 | 販売なし | 販売なし |
負担金 | 端末返却で99,360円毎月の支払額4,140円/月 | 販売なし | 販売なし |
Rakuten | |||
容量 | 64GB | 128GB | 256GB |
機種代金 | 107,800円 | 115,800円 | 131,800円 |
負担金 | 毎月の支払額4,491円/月 | 毎月の支払額4,825円/月 | 毎月の支払額5,491円/月 |
UQ mobile | |||
容量 | 64GB | 128GB | 256GB |
機種代金 | 89,855円 | 96,420円 | |
負担金 | 89,855円毎月の支払額3,906円/月 | 96,420円毎月の支払額4,192円/月 | |
Y!mobile | |||
容量 | 64GB | 128GB | 256GB |
機種代金 | 93,600円 | 101,520円 | 117,360円 |
負担金 | 93,600円毎月の支払額2,600円/月(36回) | 101,520円毎月の支払額2,820円/月(36回) | 117,360円毎月の支払額3,260円/月(36回) |
Apple | |||
容量 | 64GB | 128GB | 256GB |
機種代金 | 販売なし | 販売なし | 販売なし |
負担金 | 販売なし | 販売なし | 販売なし |
どの新型iPhoneを購入する?
🇯🇵どの新型iPhoneを購入する?
— Yusuke Sakakura🍎携帯総合研究所 (@xeno_twit) October 13, 2020
🗺️Which new iPhone would you get?#AppleEvent #iPhone12
- 新トクするサポート(スタンダード)の負担金は、48回払いで購入後、25ヶ月目に特典利用を申し込みと機種返却が条件です。
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