こんや発表の折りたたみiPhoneは「iPhone Duo」で10月発売か。Apple Pencil対応と報道

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Y.Sakakura

Appleがこんや2時からスペシャルイベントを開催します。

新製品が多数登場する見込みですが、やはり目玉は折りたたみiPhoneです。Appleが開発に10年をかけ、5年以上前から報じられていた新しいフォームファクターのiPhoneがついに登場します。

BloombergのMark Gurmanによる直前レポートでは、耐久性の向上や折り目の改善など、これまでの折りたたみスマートフォンが抱えてきた欠点を解消できるようになったことで、本格的に普及する可能性が出てきたと説明。Appleもこのタイミングで参入を決めたとしています。

Apple初の折りたたみiPhoneは、これまで報じられてきた「iPhone Ultra」ではなく、「iPhone Duo」という名前で登場するそうです。

30万円のiPhone Duoに何ができるのか

折りたたみスマートフォンはすでに市場に出回っているため、ある程度の機能は想像がつきます。

AirPodsも登場時には、すでにフルワイヤレスイヤホンが存在していましたが、ケースを開けるだけでiPhoneとペアリングできるというインパクトのある機能がありました。iPhone Duoでは、そうした機能はこれまでに伝えられていません。

現時点では、先行する折りたたみスマホメーカーにどこまで追いつけるか、という製品になりそうです。

また、どれだけ魅力的な製品であっても、価格によって多くの人が購入を踏みとどまることになりそうです。

Gurmanはこれまでの噂どおり、256GBモデルが2,000ドルから、最大容量モデルは約3,000ドルに達するとしています。近年のAppleが実勢レートに近い為替を採用していることを考えると、日本では30万円前後からの価格設定になりそうです。

同じワイドタイプの折りたたみスマートフォンである「Galaxy Z Fold8」が269,880円であることを考えると、仮に30万円なら差額は約3万円です。

では、その3万円の差を埋めるだけの強みがあるのか。

iPhone Duoは自社開発のC2モデムとA20 Proチップを搭載。さらに、マグネット式のヒンジを採用し、Apple Pencilにも対応するとしています。

ただ、折りたたみスマホでは、本体を閉じた状態に保つためにマグネットを使うこと自体は珍しくありません

Gurmanが伝える「マグネット式のヒンジ」がApple Pencilにも関係する新しい仕組みなのか、それとも既存の折りたたみスマホと同じものなのかは、正式発表で確認したいところです。

マグネット式のヒンジ吸着して充電しながら持ち運びできる?
マグネット式のヒンジ吸着して充電しながら持ち運びできる?

一方で弱点はカメラです。噂どおり、背面には48MPのデュアルカメラを搭載し、ビデオ通話向けとして12MPのカメラも備えると伝えられています。

残念ながら発売は早ければ10月。カラーはホワイトとダークブルーの2色と伝えられています。

これまでAppleは、無印とProに次ぐ3つ目のニーズを開拓しようと、mini・Plus・Airとサイズや形状にバリエーションを持たせてきました。しかし、miniとPlusはいずれも定着せず姿を消し、AirもAmazonで在庫処分のようなセールが行われています。

折りたたみiPhoneが定着するかはわかりません。ただ、これまでの3シリーズと大きく異なるのは、単なるサイズ違いではなく、折りたたむことで新しい体験を生み出せることです。

その体験に30万円を払う価値があるのか。スペシャルイベントで確認し、お伝えします。

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