Appleが日本時間の3月26日午前2時から開催するスペシャルイベント「It’s show time.」では、新製品ではなく新サービスにフォーカスされるようだ。
スペシャルイベントでは、ゴールドマン・サックスと共同で提供するクレジットカードや動画とニュース/雑誌のサブスクリプションサービスの発表が確実視されているが、Appleはゲーム遊び放題のサブスクリプションサービスの提供も検討しているという。
開発者にはプレイした時間で収益を分配か
Bloombergが計画に詳しい人物から得た情報によると、AppleがApp Storeの“プレミアムゲームサブスクリプション”についてパートナーと協議しているとのこと。
月額料金でゲームが遊び放題で楽しめるサービスの登場は今年1月にも報じられており、それなりの信ぴょう性がありそうだ。
このサービスはApp Storeで配信されているiPhone/iPad向けの有料のゲームアプリを月額料金で楽しめるというものでGoogleが先日発表したストリーミングでゲームが楽しめる「Stadia」とは異なる。
対象のタイトルは明らかにされていないが、例えば、Appleのスペシャルイベントに度々登場する「NBA 2K19」や「Minecraft」、ファイナルファンタジーシリーズ、ドラゴンクエストシリーズといった買い切り型のアプリに限定される可能性が高いそうだ。
「PUBG MOBILE」や「フォートナイト」、「Pokemon GO」などの無料アプリ&アプリ内課金はこれに含まれないかもしれない。
開発者がどのようにして収益を得るのか気になるところだが、Appleが“プレミアムゲームサブスクリプション”で得た月額料金をユーザーのプレイ時間を元にデベロッパーに分配するという。
“プレミアムゲームサブスクリプション”のリリース時期は明確ではないようだが、3月26日午前2時から開催されるスペシャルイベントや日本時間6月4日から開催される開発者向けのイベント「WWDC2019」での発表が示唆されている。
ゲームアプリのサブスクリプションサービスが実現すれば、ユーザーはもちろん開発者にとってもビッグなニュースになるはずだ。
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