AppleがApple Watchユーザーに対して健康に関連するデータを確認するためにApple Watchをどのように活用しているのかを調査していることが明らかになった。
注目すべきは食習慣や薬、血糖値を管理・確認するためのアプリをインストールしているかどうかを聞いていることに。
今年秋の発売が予想されるApple Watchの新型モデル(仮称:Apple Watch Series 7)では無採血で血糖値を測定できる新機能の搭載が噂されている。
アンケート後、実現につながったケースも
今回の調査はAppleのアンケートに答えたユーザーが9to5Macにスクリーンショットを共有したことで判明した。
AppleはApple Watchユーザーに対して使用感など感想を問うメールを送信。ユーザーはメール内に書かれたリンク先にアクセスすることで調査に答えられるという。
アンケートにはApple Watchの特徴であるヘルス機能に特化した項目があるそうだ。
歩数計や上った階数、アクティビティのリング、立つことを促すスタンド通知、ワークアウトアプリなどApple Watchの標準機能のなかでどれを最も利用しているのかを答えたあと、健康機能を備えたサードパーティアプリに関してワークアウトの記録や食習慣のモニタリング、投薬や血糖値のモニタリングといった健康管理についての選択肢が用意された質問があったとのこと。
関連性は不明だが、前述したとおりApple Watch Series 7に血糖値の測定機能が搭載されるという噂があり、Apple Watch Series 8では血糖値に加えて血圧や血中アルコール濃度の測定機能が搭載されると報じられている。
なお、Appleは昨年7月にiPhoneユーザーに対してパッケージに同梱されていた充電器をどうしているのかを調査するアンケートを行い、秋に発売されたiPhone 12シリーズから充電器の同梱が廃止された。昨年12月には顔認証「Face ID」の満足度調査を行い、先月公開されたiOS 14.5ではマスク着用時に顔認証をスキップしてApple Watchで画面ロックを解除する新機能を追加するなど、Appleが行うアンケートは無意味なものではなく、すぐにでも製品に反映される可能性がある。
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