「Apple Watchクラシックバックルバンド」のサドルブラウンをレビュー。伝統的なデザインと高級感を演出する光沢のクラシックバックルと使い込むほど味わい深くなるカーフレザーが特徴。目に触れる外側のバンドは深みのあるブランでバンド内側の明るいブラウンとのコントラストが美しく、男女を選ばないApple Watchバンドを評価する。
GOOD
- 生後6ヶ月以内の仔牛の皮をなめした最高クラスのカーフレザー
- ステンレススチールはもちろんアルミニウムケースとの相性も良い
- 男女ともに使えるデザインとカラー
- 普段遣いはもちろん、ビジネスやフォーマルでも
BAD
- 非耐水
- 高温多湿に弱い
ビジネスやフォーマル使いもできるシンプルなデザイン。良質なレザーの「Apple Watch クラシックバックルバンド」
Apple Watch クラシックバックルバンドは一般的な腕時計では革バンドで多く採用されている穴留め式を採用。バックル部のピンをバンドの空いた穴に差し込んで固定する。手首に巻き付けることでしっかりとした装着感が得られるループ式と違ってバンドに空いた11個の穴で長さを調整するため、Apple Watchを“ゆったり付けたい”または“手首の蒸れが気になる”人に最適。
なお、一般的な穴留め式ではバックルが動くためバンドを通しにくく急いでる時にストレスを感じやすいが、Apple Watch クラシックバックルバンドはスプリング内蔵式のバックルを採用することで急いでる時でもストレスなくスムーズにバンドを差し込んで手首に巻くことができる。
カラーは2018年4月11日時点でスプリングイエロー、エレクトリックブルー、ソフトピンク、トープ、サドルブラウン、ブラック、(PRODUCT) REDルビーの全7色。縫い目やエッジ部分はバンド表面のカラーに合わせた色で落ち着いた色合い。一方、手首に触れるバンドの内側はすべて明るいブラウンカラーで統一されているためバンドの裏表でコントラストを楽しめる。
革は牛革の中でも最高級とされる「カーフレザー」を採用。サドルブラウンやトープはシボが細かいため見た目がなめらかで触れた時の質感もサラサラになっている。一方、他のカラーはシボが粗く、見た目や質感も大きく異なる。
Apple Watchにスライドして装着するバンドのラグやバックルは強い光沢が施されたスチール製でステンレススチールケースのApple Watchとの相性バツグン。シルバーやゴールドのアルミニウムケースとの組み合わせも悪くない。特にサドルブラウンとゴールドアルミニウムケースとの相性が良い。一方、色合いが大きく違うスペースグレイのケースとは相性が悪そうだ。
ケースとの相性やバンドの質感・細かな見た目はApple公式サイトで利用できるケースとバンドの組み合わせを確認できるシミュレーターでも確認しづらいため、できれば近くのApple Storeで試着したいところ。
アルミニウムケースに高級感をプラスできるレザーバンド
一般的な腕時計でもおなじみの穴留め式を採用したクラシックバックルバンドは手首にピッタリと巻き付くことなくゆったりと装着できる。手首とバンドの間に程よい隙間ができるため、手首に密着するループバンドに比べれば日差しが強い日や夏の季節でも蒸れにくい。バンドのデザインはシンプルなのでブラック/サドルブラウン/トープなど特に落ち着いたカラーはビジネスやフォーマルなシーンとも相性が良い。アルミニウムケースに少し高級感をプラスしたい人にもオススメだ。
注意点としてはスポーツバンドのような防水対応ではないということ。運動時はもちろん激しい雨の日も注意が必要。Apple公式サイトでは、レザーバンドの手入れ方法について「バンドのレザー部分を糸くずの出にくい柔らかい布で拭く」と案内されている。必要に応じて水で布を軽く湿らせてから拭いてもいいとのこと。また、保管時の注意点として直射日光の当たる高温多湿の場所に保管しないこと、香水・防虫剤・油脂・ローション・デニムなどの染色加工した素材に触れると色合いが変化すると注意書きがされている。
「Apple Watch クラシックバックルバンド」の販売価格は15,800円(税込み17,064円)。サイズはフリーサイズのみで手首が150〜215mmであれば装着できる。なお、Apple公式サイトでは全7色の販売ページが公開されているが、現在「トープ」は“注文できません”となっていてシミュレーションページにも表示されていないため販売が終了した可能性もある。お気に入りのカラーを見つけた場合は販売が終了する前に購入しよう。
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