当メディアではアフィリエイト広告を使用しています

AQUOS sense8 レビュー:6万円のスマホならこれが良し

bio
Yusuke Sakakura公開日:2024/01/14 20:00
AQUOS sense8 レビュー:6万円のスマホならこれが良し

2023年は約15機種のスマートフォンをレビューし、そのほとんどが高価格帯のフラグシップモデルでした。ただ、機種代金が高額化し10万円を大きく超えるのが当たり前になった現在、Androidスマートフォンの売れ筋商品は中価格帯に集中しています。

今回レビューするスマートフォンは記事執筆時点でauオンラインショップで1位、ドコモオンラインショップで3位、楽天モバイル公式サイトで7位と売れまくっている中価格帯のスマートフォン「AQUOS sense8」です。

docomo Online Shop

中価格帯のスマートフォンには10万円を超える高価格帯の機種と同じチップやカメラを搭載している機種もいくつかありますが、AQUOS sense8は手から足の先まで中価格帯、ど真ん中のスマートフォンです。

アルミ削り出しのフレームとマットな背面のアルミパネルで構成されるボディは高級感も安っぽさもない品質。ただ、前面のデザインは水滴型のノッチ、太めで上下の幅がそろっていないベゼルなど、それほど優れたものではありません。

AQUOS sense8の前面デザイン
AQUOS sense8の前面デザイン

カラーはコバルトブラック、ペールグリーン、ライトカッパーの3色にドコモオンラインショップ限定カラーのブルーを加えた4色。

今回レビューするコバルトブラックはネイビーのような青寄りの黒で、ペールグリーンはかなり明るめの緑です。

AQUOS sense8の背面デザイン
AQUOS sense8の背面デザイン

幅71mmはちょうどいいサイズです。片手操作モードにも対応していますが、使わなくても片手で半分ぐらいのエリアを操作できます。

音量ボタンは奇妙な場所にあります。位置が高すぎて左手持ちは届きません。

同じ側面には指紋認証センサー内蔵の電源ボタンが配置されていて、右手持ちであればスムーズに画面ロックを解除できます。またマスク対応の顔認証もサポートしています。

ただ、筆者のような左手待ちユーザーは親指で認証できず、電源ボタンを押して画面がロックされた後も指紋認証センサーに指を乗せ続ける持ち方をしていると、画面ロックが解除されてしまう再現性のある現象にストレスを感じました。

指が届きにくい位置にある音量ボタン
指が届きにくい位置にある音量ボタン

快適な操作に大きく影響するチップはミドルレンジ向けのSnapdragon 6 Gen 1。普段フラグシップスマートフォンを使っている筆者からすると性能は物足りないと感じました。

例えば、オンラインゲームのDead by Daylight Mobileをプレイすると、発電機に触れるタイミングや走り出しなど、ところどころで操作がもたつきます。Notionを使ってこのレビューの下書きを書いている時でさえもわずかな引っかかりを感じることがあります。

また、6GBのメモリが足りないのか、カメラがバックグラウンドに回ったり、複数のアプリを行き来しながら操作している時にもたつくこともありました。

性能を数値化したベンチマークスコアは以下のとおりです。

Geekbench 6 3D Mark
Wild Life Extreme
3D Mark
WLE Stress Test
3D Mark
WL Stress Test
  • シングルコア:942
  • マルチコア:2,593
  • スコア:612
  • フレームレート:3.67fps
  • 温度上昇:+1°C
  • フレームレート増減:3→6fps(+3fps)
  • ベストスコア:612
  • ロースコア:610
  • 安定性:99.7%
  • 温度上昇:+11°C
  • フレームレート:3→6fps
  • ベストスコア:2363
  • ロースコア:2031
  • 安定性:86%
  • 温度上昇:+4°C
  • フレームレート:7→19fps
AQUOS sense8は2眼カメラを搭載
AQUOS sense8は2眼カメラを搭載

カメラは広角レンズと超広角レンズの2眼構成です。

利用機会が最も多い広角レンズは縦持ち時に画角の中心を捉えて撮影しやすいよう本体の中心に配置。光学手ブレ補正にも対応しています。

競合機種と同じように劣化なしでズーム撮影できる望遠レンズはなし。ただ、50MPの高画素センサーを活用した2倍のクロップズームを利用できます。

背景をぼかして撮影できる写真のポートレートにも対応していますが、残念ながら動画のポートレートモードは利用できません。

肝心の画質は広角カメラによる等倍撮影は高精細でクリアに撮れます。明るい場所に限定すればフラグシップに手がかかるクオリティ。ただ、超広角レンズに切り替えると、ディテールが突然失われてボヤけた写真になってしまいます。

広角レンズで撮影超広角レンズで撮影

2倍のクロップズームも解像感が失われるため、光学相当とは言えません。もう少しAIやソフトウェア補正が頑張って欲しい。

等倍で撮影2倍ズームで撮影

ポートレート撮影は細かな髪の毛の先と背景を切り分けてボカすことはできません。また、夜景モードも明るく撮れるもののノイズが目立ち、白く明るい電飾は光量を抑えられず周囲がぼやけてしまいます。総じてソフト補正に課題ありですが、ミッドレンジならこの程度でも許容範囲と評価する人がほとんどでしょう。

ポートレートモード夜景モード

次はスマホ選びで最も重要な電池持ちです。

AQUOS sense8は159gという軽さながらバッテリーは大容量の5000mAhを搭載しています。

バッテリーテストでは、常時表示やなめらか表示をオンにした状態で10時40分に充電器から外して100%の状態で利用を開始し、電車で移動中にストリーミングで30分間のNBA観戦、1時間のカメラテスト、さらに1時間のストリーミングによるNBA観戦、夜に再び数枚の写真撮影、Googleマップのルート案内、30-40分のDead by Daylightプレイで19時ごろに残量30%になりました。ヘビーユースでも寝る前に1回の充電で十分です。

USB Type-Cで充電できるバッテリーは160分間でフル充電になります。残念ながらワイヤレス充電には対応していません。

バッテリーは約2年ほどで性能が80%まで低下しますがAQUOS sense8は3年間使っても90%以上をキープします。最大3回のOSアップデート、5年間のセキュリティアップデート保証と合わせて長期間利用できます。

AQUOSならではの機能も充実しています。なかでもSNSのタイムラインのような縦長のコンテンツを読む時に便利な自動スクロール機能「スクロールオート」、画面ロック解除後も指紋認証センサーに触れ続けるとPayPayなどのコード決済アプリを起動できる「Payトリガー」は便利。おサイフケータイにも対応しています。

AQUOSならではの便利機能を利用できる「AQUOSトリック」
AQUOSならではの便利機能を利用できる「AQUOSトリック」

AQUOS sense8の販売価格は6万円程度。競合機種はPixel 7a、Xperia 10 V、Galaxy A54 5Gで、AQUOS sense8の価格は約1万円程度安く設定されています(auのPixel 7aは47,500円👀)

4機種のうちベストな選択は何を重視するかによって変わるでしょう。

“カメラ”を最も重要視するのであれば、2000万票を集めたカメラテストで最も優秀だと認定された「Pixel 7a」がおすすめ。このなかではチップの性能も頭ひとつ抜けています。ただ、バッテリーの容量からもわかるとおり電池持ちは物足りないです。

“コンパクトさ”で選ぶのであれば、幅68mmかつ159gの軽量なボディが特徴の「Xperia 10 V」がおすすめ。ただ、チップの性能が低いため、高い処理能力を要求するゲームなどには不向き。このなかで唯一、アップデートが保証されていない機種でもあります。

“長期アップデート”で選ぶなら、最大4回のOSアップデートと最大5年間のセキュリティアップデートが保証されてる「Galaxy A54 5G」を選びましょう。また、6.4インチ/120Hzのリフレッシュレートのディスプレイは他の3機種よりも大画面かつなめらかな映像で動画やゲームを楽しめます。

AQUOS sense8は他3機種の良いところを取ったような機種です。

この価格帯では品質の優れないプラスチックフレームを採用する機種もありますが、当機種はアルミフレームを採用することで安っぽさなし。

重さは4機種のうち最軽量ながらバッテリーは最高値で電池持ちも十分。

カメラはソフト補正が甘くズーム、ポートレート、夜景撮影はイマイチですが、明るい環境での等倍撮影に限ればフラグシップモデルで撮影した写真と比較しても大きな遜色はありません。

6.1インチのディスプレイはリフレッシュレート90Hzのため、画面のスクロールやゲームもなめらかに楽しめます。明らかに劣っているのはモノラルスピーカーによる左右不均等のサウンドです。そこを妥協できるのであれば、AQUOS sense8は多くの人が最も優先すべき選択肢になります。

AQUOS sense8
AQUOS sense8¥ 56,980IP68防水・落下耐衝撃性を備えたアルミフレームのボディに、なめらかに動作するリフレッシュレート90Hzに対応した6.1インチのIGZO有機ELを搭載したスマートフォンです。5000mAhの大容量バッテリーによる優れた電池持ち、フラグシップに手をかけるレベルの50MP広角カメラ、マスク対応の顔認証をサポートしながら競合機種に比べて1万円程度の割安設定です。
Google Pixel 7a
Google Pixel 7a¥ 69,300Pixel Aシリーズ史上最大のアップデート。手ごろなPixelスマートフォンとして初めてワイヤレス充電、リフレッシュレート90Hzのスムーズディスプレイに対応。メガアップデートのカメラはシリーズ史上最高画質を実現。上位モデルと同じGoogle Tensor G2チップ搭載で高度な機械学習を活用したコンピュテーショナルフォトグラフィも、3年間のOSアップデート、5年間のセキュリティアップデートも。

AQUOS sense8と競合機種の比較まとめ

AQUOS sense8Galaxy A54 5GPixel 7aXperia 10 V
デザイン

AQUOS sense8

Galaxy A54

Google Pixel 7a

Xperia 10 V

価格
  • docomo
    • 62,150円
  • au
    • 59,800円
  • Rakuten
    • 63,800円
  • UQ mobile
    • 59,800円
  • シャープ
    • 54,230円
  • docomo
    • 69,850円
  • au
    • 55,800円
  • docomo
    • 128GB:53,911円
  • au
    • 128GB:販売終了
  • SoftBank
    • 128GB:55,440円
  • UQ mobile
    • 128GB:47,500円
  • Y!mobile
    • 128GB:55,440円
  • Google
    • 128GB:69,300円
    • 256GB
  • docomo
    • 79,860円
  • au
    • 69,550円
  • SoftBank
    • 31,824円
  • Rakuten
    • 59,290円
  • UQ mobile
    • 69,550円
  • ソニーストア
    • 67,100円
素材
  • アルミフレーム
  • プラスチックフレーム
  • Gorilla Glass 5
  • テキスチャ加工の合金製フレーム
  • 高温で成形された 3D 複合素材カバーガラス
  • プラスチックフレーム
  • Gorilla Glass Victus
大きさ
  • 幅:153 mm
  • 高さ:71 mm
  • 厚さ:8.4 mm
  • 幅:158.2 mm
  • 高さ:76.7 mm
  • 厚さ:8.2 mm
  • 高さ:152 mm
  • 幅:72.9 mm
  • 厚さ:9.0 mm
  • 幅:155 mm
  • 高さ:68 mm
  • 厚さ:8.3 mm
重さ 159g 201 g 193.5 g 159g
ディスプレイ
  • 6.1インチ IGZO OLED (有機EL)
  • 水滴型ノッチ
  • フルHD+ (1,080x2,432ピクセル)
  • ??
  • コントラスト比 13,000,000:1
  • リフレッシュレート90Hz
  • ??
  • ??
  • ??
  • 10億色
  • 機能
    • 常時ブルーライト約50%低減
  • 画面の明るさ
    • HDR:
    • ピーク:1300ニト
  • 6.4インチ Super AMOLED (有機EL)
  • パンチホール
  • フルHD+ (1,080x2,340ピクセル)
  • 403ppi
  • コントラスト比 13,000,000:1
  • リフレッシュレート120Hz
  • 19.5:9
  • Gorilla Glass 5
  • HDR10+
  • 約1,677万色
  • 機能
    • ??
  • 画面の明るさ
    • HDR:
    • ピーク:1000ニト
  • 6.1インチ有機EL
  • フラットディスプレイ
  • FHD+ (1,080 x 2,400ピクセル)
  • 429ppi
  • コントラスト比 1,000,000:1
  • リフレッシュレート最大90Hz
  • アスペクト比 20:9
  • Gorilla Glass 3
  • HDR サポート
  • 24ビット フルカラー (1,600万色)
  • 機能
    • 常に表示状態のディスプレイ
    • この曲なに?
    • スナップショット
    • 高輝度モード
  • 6.1インチ有機EL
  • フルHD+ (1,080x2,520ピクセル)
  • 449ppi
  • コントラスト比 13,000,000:1
  • リフレッシュレート60Hz
  • アスペクト比 21:9
  • Gorilla Glass Victus
  • HDR対応
  • 24bit フルカラー(1677万色)
  • リアルタイムHDRドライブ
  • HDRリマスター
  • 4Kアップスケーリング
  • 21:9マルチウィンドウ
  • ポップアップウィンドウ
  • サイドセンス
  • クリエイターモード
  • X1 for mobile
  • ブラビアチューニング
メインカメラ
  • デュアルカメラ
  • 50MP 広角レンズ
    • 絞り値 ƒ/1.9
    • 視野角 84°
    • ピクセル幅
    • センサーサイズ 1/1.55インチ
    • 全面位相差AF
    • 光学式手ぶれ補正
    • 電子式手ブレ補正
    • ProPix5
  • 8MP 超広角レンズ
    • 絞り値 ƒ/2.4
    • 視野角 120°
    • ピクセル幅
    • 電子式手ブレ補正
  • トリプルカメラ
  • 50MP 広角レンズ
    • 絞り値 ƒ/1.8
    • 視野角
    • ピクセル幅 1.0µm
    • センサーサイズ 1/1.56インチ
    • PDAF
    • 光学式手ぶれ補正
  • 12MP 超広角レンズ
    • 絞り値 ƒ/2.2
    • 視野角 123°
    • ピクセル幅 1.12µm
    • 電子式手ブレ補正
  • 5MP マクロレンズ
    • 絞り値 ƒ/2.4
    • 視野角 ??
    • ピクセル幅 ??
    • ??
  • デュアルカメラ
  • 64MP 広角レンズ
    • 絞り値 ƒ/1.89
    • 視野角 80°
    • ピクセル幅 0.8μm
    • センサーサイズ 1/1.73 インチ
  • 13MP 超広角レンズ
    • 絞り値 ƒ/2.2
    • 視野角 120°
    • ピクセル幅 1.12μm
    • オートフォーカス
    • レンズ補正
  • 機能
    • 光学式および電子式手ぶれ補正機能
    • 高速なカメラ起動
    • デュアルピクセル位相差検出式AF
    • スペクトルセンサー
    • フリッカーセンサー
  • トリプルカメラ
  • 48MP 広角レンズ
    • Exmor RS for mobile
    • 絞り値 ƒ/1.8
    • 視野角 ??
    • ピクセル幅 0.8μm
    • センサーサイズ 1/2.0インチ
    • PDAF
    • 光学手ぶれ補正
  • 8MP 超広角レンズ
    • 絞り値 ƒ/2.2
    • 視野角 120°
    • ピクセル幅 1.12μm
    • センサーサイズ 1/4.0インチ
  • 8MP 望遠レンズ
    • 絞り値 ƒ/2.2
    • 視野角
    • ピクセル幅 1.08μm
    • センサーサイズ 1/4.4インチ
    • 光学2倍ズーム
フロントカメラ
  • 8MP
    • 絞り値 ƒ/2.0
    • 視野角 78°
    • ピクセル幅
    • 電子式手ブレ補正
  • 32MP
    • 絞り値 ƒ/2.2
    • 視野角 78°
    • ピクセル幅 0.8µm
    • センサーサイズ 1/2.8インチ
  • 13MP
    • 絞り値 ƒ/2.2
    • 視野角 95°
    • ピクセル幅 1.12μm
    • 固定フォーカス
  • 8MP
    • 絞り値 ƒ/4.0
    • 視野角
    • ピクセル幅 1.12μm
チップ Snapdragon 6 Gen 1 Exynos 1380
  • Google Tensor G2
  • Titan M2 セキュリティチップ
Snapdragon 695 5G
メモリ 8GB 6GB 8GB 6GB
バッテリー
  • 5,000 mAh
  • ??W急速充電
  • 5,000 mAh
  • 25W急速充電
  • バッテリー容量:4,300mAh
  • 通常時:24時間以上
  • 超省電力:最大72時間
  • 18W急速充電
  • 5,000 mAh
ワイヤレス充電 X X
  • Qi
  • Qi充電器:最大7.5W
  • Pixel Stand 2:最大7.5W
  • バッテリーシェア
X
Wi-Fi
  • Wi-Fi 5
  • 802.11 a/b/g/n/ac
  • Wi-Fi 6
  • 802.11 a/b/g/n/ac
  • Wi-Fi 6E
  • 802.11 a/b/g/n/ac/ax
  • Wi-Fi 5
  • 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth 5.1 5.3 5.3 5.1
防水・防じん IP68 IP67 IP67 IP68
セキュリティ
  • 側面指紋認証
  • 顔認証
  • ディスプレイ指紋認証
  • 顔認証
  • ディスプレイ指紋認証
  • 顔認証
  • 側面指紋認証
  • 顔認証
アップデート
  • 最大5年間のセキュリティアップデート
  • 最大3回のOSアップデート
  • 最大5年間のセキュリティアップデート
  • 4世代のOSアップデート
  • 5年間のセキュリティアップデート
  • 3年間のOSアップデート
  • Feature Drop保証
  • 保証なし
  • 保証なし
コメント
コメント利用規約

質問は必ず記事を読んでから投稿してください

質問する際は画面にどういったメッセージが表示されているのか、利用機種・OSのバージョンも書いてください。

誹謗中傷を含む場合は発信者情報開示請求します。

攻撃的・侮辱的・過激・不快な表現を含む場合はIPアドレスを明記して公開します

VPNを使った書き込みおよび連投は承認されません。

コメントを残す

(任意)

Recommendこんな記事も読まれています