1月26日、スマートホームブランドのSwitchBotから最新のスマートリモコン「SwitchBot ハブミニ (Matter対応)」が発売されました。
今回発売されたのは国内販売台数180万台以上を誇るSwitchBot ハブミニのアップグレード版。新たにMatterに対応し、温湿度計ケーブルを買い足すことで温度や湿度を確認・管理して家電を自動で操作できます。
SwitchBot Japan
簡単にスマートホーム化できるSwitchBotとは?
SwitchBotシリーズは、今ある家電をそのままに数千円の追加投資でスマートホーム化できるアイテムです。
今回紹介するスマートリモコン以外にも、スマホアプリで照明スイッチを操作したり、カーテンやブラインドを自動開閉できるアイテムがラインナップされています。
今回レビューする「SwitchBot ハブミニ (Matter対応)」は、自宅にある大量のリモコンをスマホアプリ1つにまとめたり、家電をネットに接続することで外出先からスマホでエアコンをオン/オフしたり、温湿度センサーと連携して“室温が10°C以下に下がったら暖房をオンにする”といった自動操作に加えて、「アレクサ、エアコンを25度にして」と話して音声で家電を操作することができます。
- 家電のリモコンをアプリ1つにまとめて「リモコンどこいった?」がなくなる
- 外出先からスマホでエアコンなど家電を操作→切り忘れ防止で無駄使いゼロに
- 温度や湿度などセンサーと連携した家電の自動操作
- 音声による家電のハンズフリー操作
- 機器同士を連携させたオートメーション機能
- Matter対応
- 温湿度センサーの追加
Matterと温湿度センサーに対応した新モデル
今回発売されたSwitchBot ハブミニ (Matter対応)の進化ポイントは3つです。
わずらわしさを解消する「Matter」に対応
スマートホーム製品はSwitchBot以外にも多くのメーカーから販売されていて、操作は各社が提供しているアプリから行います。
ただし、スマートホーム製品をワンメーカーですべて揃えることは簡単ではなく、操作するスマートホーム製品ごとに複数のアプリを使い分ける必要が出てきます。
これがとても手間なわけですが、スマートホームの標準規格であるMatterが解決してくれます。
というのもMatter対応製品であれば、異なるメーカーの製品であってもiPhone/iPadのホームアプリでまとめて管理できます。
もう1つの問題はMatterに対応している製品がそれほど多くないことです。
そこで登場するのがSwitchBot ハブミニ (Matter対応)で、Matter非対応の製品をMatterに対応しているかのようにホームアプリで管理することを可能にします。
さらに、HomePod miniに内蔵されている温度センサーを使って“室温が20°C以下になったら暖房をオンにする”といった複数のセンサーやデバイスを連携させたオートメーション機能まで利用できます。
最後の問題はハブを経由してMatterを利用すると、知らない間に「応答なし」と表示されてホームアプリから操作できなくなってしまうことです。レビューしている期間中は問題なく動作しているものの、突発的に発生することからもう少し長い期間、使用した結果を追記します。
温湿度センサーの追加が可能に
SwitchBot ハブミニ (Matter対応)では、別売りの温湿度計を内蔵した充電ケーブルを購入することで、温湿度の確認や温度と湿度に基づいた家電の自動操作が可能になります。
なお、温湿度計を内蔵した充電ケーブルは近日中の発売予定と案内されています。
充電端子がUSB Type-Cに
初代SwitchBotハブミニは充電端子がmicroUSBでしたが、最新のSwitchBot ハブミニ (Matter対応)では、USB Type-Cに変更されています。
なお、パッケージには1.5mのUSB Type-C – USB Type-A端子が同梱されています。
違いは?SwitchBotハブシリーズを比較
SwitchBotシリーズには、価格や性能、機能性が異なる3つの製品がラインナップされています。
ハブ2 | ハブミニ(Matter対応) | ハブミニ | |
---|---|---|---|
デザイン | |||
価格 | 8,980円 | 5,980円 | 5,480円 |
主な機能 |
|
|
|
Matter | ◯ | ◯ | ◯ |
赤外線範囲 |
|
見通しの良い場所で30m | 見通しの良い場所で30m |
Bluetooth範囲 | オープンエリアで最大120m | オープンエリアで最大120m | オープンエリアで最大120m |
音声アシスタント |
|
|
|
センサー |
|
|
|
Wi-Fi |
|
|
|
給電端子 | USB Type-C | USB Type-C | microUSB |
大きさ | 80 x 70 x 23 mm | 65 x 65 x 20mm | 65 x 65 x 20 mm |
重さ | 209 g | 36 g | 36 g |
同梱物 |
|
|
|
SwitchBotハブの選び方
最安でスマートホーム化したいなら5,480円の「ハブミニ」を、すでに導入しているSwitchBot製品をMatter化したいなら5,980円の「ハブミニ(Matter対応)」を、Wi-Fiなどの不具合や障害の影響を受けないローカル操作やリモコンの同期機能(エアコンのみ)を利用したいなら8,980円の「ハブ2」を選ぶのがいいでしょう。
なお、ハブミニ(Matter対応)は発売記念で4,980円で購入が可能。さらに、2月4日まで使える200円オフコード【SB003MSS】を利用すると4,780円で購入できます。
コメントを残す