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au、プラン変更と同じ手続きでUQにのりかえ可能に。SIMカード交換は必要

Yusuke Sakakura

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ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2020/12/10 11:58
au、プラン変更と同じ手続きでUQにのりかえ可能に。SIMカード交換は必要

KDDIが来年2月以降、auとUQ mobile間ののりかえにかかる手数料を見直すことを発表した。一足先に0円でブランドのりかえが可能になると発表したソフトバンクを追従した形。

これに加えて、のりかえに必要な手続きもプラン変更と同様のシンプルな手順に変更することが発表された。変更時期は2021年夏以降。

武田総務大臣の反応に注目

現在、au⇔UQ mobileでのりかえる際には最大9,500円の契約解除料と3,000円の番号移行手数料、移行先で3,000円の新規事務手数料またはSIMパッケージ料金を合計した最大15,500円が必要になる。

携帯各社に料金値下げを強く要求する武田総務大臣は、のりかえ時にかかる手数料の大部分を占める契約解除料が昨年規制されたものの法改正後の新規契約者のみ適用されることを理由に「ある意味まやかし」と発言し、「それ以前に契約した人にはなんの特典もないんですよ?そんなのってありえますか?それをどこの会社も言わないじゃないですか。本当の実態を隠して表の綺麗事ばっかりで国民を欺いているじゃないですか。」と痛烈に批判していた。

ちなみに、auは2年契約に加入している場合、プラン変更時に2年契約Nへの変更が可能で、この際に中途解約金や手数料はかからない。ソフトバンクは旧料金プランから違約金1,000円の新料金プランに変更する場合、更新月以外でも中途解約金はかからないため、それ以前に契約した人に“なんの特典もない”わけではない。

批判を受けて2021年2月以降に実施される手数料の見直しでは、ブランドのりかえ時にかかる契約解除料や番号移行手数料、新規事務手数料またはSIMパッケージ料金を店舗・ウェブともに無料にする。当面は一度請求して翌月以降の移行先の料金から割引するという。

現在 21年2月以降
契約解除料 最大9,500円 0円
番号移行手数料 3,000円 0円
契約事務手数料SIMパッケージ料金 3,000円 0円

さらに、2021年夏以降にはブランドのりかえ時に必要な手続きを料金プラン変更と同様のシンプルな手続きに変更される。なお、KDDI広報部によるとシンプル化以降もSIMカードの交換が必要になり、キャリアメールは利用できないとのこと。あくまでも手続きのみが簡素化される。

現在 21年夏以降
のりかえ申込み 必要 必要
MNP予約番号発行 必要 不要
移行先の契約手続き 必要 不要
SIMロック解除手続き 不要 不要

ドコモの新料金プラン「ahamo」対抗に注目が集まっているが、今回の変更によって5G対応有無などのサービス内容や店舗でのサポート、料金を除けば横並びになる。武田総務大臣はメインブランドでなければ意味がないとしながらも、ahamoとサブブランドで提供される新料金プランの違いについてのりかえ時にかかる手数料と手間(手続き)と発言していた。

手数料見直しと手続きの簡素化を受けてどういった反応を示すのか注目される。

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