日本通信が月額1980円で使い放題の格安SIMサービス「b-mobile SIM 高速定額」を発表しました。
「使い放題」の格安SIMは、ぷららモバイルLTEが通信速度を制限するかわりにデータ通信量を無制限としたプランを発表したことを皮切りにU-mobileが通信速度の制限も撤廃したプランを発表しており、日本通信がこれを追従した形となっています。
日本通信が発表した使い放題SIM「b-mobile SIM 高速定額」の概要
日本通信が発表したのは、通信速度もデータ通信量も制限をかけない「b-mobile SIM 高速定額」。月額1980円(税込み2138円)で利用が可能で、契約期間の縛りはなく、解約時に違約金を支払う必要がありません。SIMの種類は、標準SIM/マイクロSIM/ナノSIMの3種類。
また、音声通話に対応したプランも月額2780円(税込み3002円)で提供されます。音声通話に対応したプランは5ヶ月の縛りが設定されており、契約期間中に解約すると、8640円を支払う必要があります。
▼月額1980円という価格設定は、ぷららモバイルLTEやU-mobileが提供する同様のプランよりも500円〜800円ほど安くなっています
b-mobile SIM 高速定額 | ぷららモバイルLTE | U-mobile | |
---|---|---|---|
データ専用 | 2138円 | 2980円 | 2678円 |
データ+音声通話 | 3002円 | ー | 3218円 |
「b-mobile SIM 高速定額」で気をつけたいところ
注意したいのは、1ヶ月または3日間での速度制限は行わないと案内しているものの、高画質の動画視聴や大容量のファイルのダウンロードまたはストリーミングによる連続通信を行った場合は、時間帯によって制限をかける場合があるという文言。
大容量と認定されるファイルサイズが明らかにされておらず、速度制限がかかる時間帯も明記されていないため、テザリングなど大容量の通信が基本となる場合においては注意が必要かと思います。
また、通信速度においてもどれほどの速度が出るのか明記されていないところも気になります。
ただ、月額1980円という価格と音声通話に対応という点は、ぷららモバイルLTEの定額無制限プランを利用するユーザーにとって魅力的。サービス提供後のユーザーのレポート次第では乗り換えも検討してみたいところです。
「b-mobile SIM 高速定額」は、12月12日(金)より日本通信のオンラインショップやアマゾン、ヨドバシカメラのオンラインショップおよび実店舗、イオンにて発売されます。
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