格安スマホと格安SIMを提供する日本通信が新たに「おかわりSIM」を6月10日(水)に発売することを発表しました。
5段階制の格安SIM「おかわりSIM」が日本通信から登場
日本通信が発表した「おかわりSIM」は、1GBのデータ通信量を月額500円で利用でき、通信量が1GB増えるごとに料金が250円高くなる段階制の格安SIMです。
上限は5GBで月額は1,500円。データ通信料が5GBを超過すると、通信速度が200kbpsに制限されます。契約期間の縛りは設定されていません。
データ通信量 | 料金 |
---|---|
1GB | 500円 |
2GB | 750円 |
3GB | 1,000円 |
4GB | 1,250円 |
5GB | 1,500円 |
提供されるのはデータ専用のプランのみ。音声通話プランは提供されず、SMSも利用することができません。
日本通信ということで気になるのは通信速度ですが、MMD研究所が今年4月下旬に実施した速度調査では、ドコモ系の格安SIMではIIJmioと僅差の2位。最も速度が落ち込むお昼時は、ほかの格安SIMが1Mbpsを切るなか、日本通信は3Mbpsを記録するなど、最近では通信速度の改善が確認されています。
業界最安値を宣言するDMM mobileの対抗はあるか
これまで格安SIMの最安値は「DMM mobile」が提供するプランでしたが、「おかわりSIM」の登場によって1GBと2GBのデータプランについては日本通信が最安値となります。
DMM mobile | おかわりSIM | |
---|---|---|
1GB | 660円 | 500円 |
2GB | 770円 | 750円 |
3GB | 850円 | 1,000円 |
4GB | ― | 1,250円 |
5GB | 1,270円 | 1,500円 |
今年3月に「業界最安値」を宣言し、今後は他社よりも1円でも高ければ値下げを行うと発表した「DMM mobile」。5月に発表したぷららモバイルLTEのプラン変更によって業界最安値ではなくなったものの、すぐに既存プランの値下げを行い業界最安値を即奪回しました。
日本通信の「おかわりSIM」に対抗して「DMM mobile」が値下げを行うのか気になるところ。ただ、「おかわりSIM」が単なる定額制のプランではなく、多段階制のプランであることを考えると、、、どうでしょうか?
ちなみに、「DMM mobile」は値下げを行っても通信や通話の品質はそのままで提供するとも宣言しています。
▼Amazonではすでに「おかわりSIM」の事前予約販売がスタートしています。
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