PayPayがキャッシュレスの年間決済回数において、コード決済がSuicaなどの電子マネーを初めて超えたと発表しました。
決済回数でコード決済が電子マネーを上回るのは初めてです。
コード決済はクレジットカード次ぐ決済手段に
経済産業省の調査結果によると、2022年のキャッシュレス比率が36.0%の111兆円に到達したとのこと。
キャッシュレスのうちわけは、クレジットカードが30.4%・93.8兆円でほかを大きく引き離しています。2位がコード決済の2.6%・7.9兆円、3位が電子マネーの2.0%、6.1兆円、4位がデビットカードの1.0%・3.2兆円。
2010年前半はスマートフォンの急速な普及があっても、キャッシュレス比率は毎年1%ほどの成長にとどまっていました。大きな変化があったのはPayPayが登場した2018年で、その年のキャッシュレス比率は2倍の成長を記録。それ以降も約3%の成長率を記録しています。
このままいけば、2025年の目標であるキャッシュレス比率40%は前倒しで達成することになりそうです。
PayPayが各所で公表されている調査結果(1,2,3)を調べたところ、キャッシュレス全体の決済回数は約300億回を記録。そのうちコード決済は前年比で44%増の約70億回を記録し、電子マネーの約59億回を初めて上回ったとのこと。
PayPayはコード決済が日常生活に浸透し、クレジットカードに次ぐキャッシュレス手段として定着していると評価しています。
コード決済のトップはPayPayです。
キャッシュレス推進協議会の調査によれば、2022年の年間決済金額と決済回数においてPayPayがいずれも約67%のシェアを獲得したとのこと。
個人的にもPayPayが登場して以降、キャッシュレスの利用回数が大幅に増え、コンビニはもちろん、飲食店や美容室などでも現金は使わず、財布さえ持ち歩かなくなりました。それでも困ることはほとんどありません。
たまに現金が必要な時でもPayPay銀行などではATMに表示されたQRコードをスマホで読み取ることで、キャッシュカード不要で現金を引き出せるので本当にいい時代になりました。
- | PayPay
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