3行まとめ
- 10代男性のChatGPT利用率は5割を超えています。
- ChatGPTの認知率と利用率は他の生成AIを大きく上回っています。
- 学生の4割以上がChatGPTを利用していることが調査で示されています。
NTTドコモ モバイル社会研究所が2024年1月に実施した生成AIの認知と利用動向の調査結果を公開しています。
調査によれば、ChatGPTの認知率は6割を超えたものの、実際に利用している/利用したことがあるのは15%に留まっています。
学生のChatGPT認知率は9割超え
ChatGPTのほかにGoogleのBard(現Gemini)とMicrosoftのBingについても認知率・利用率の調査が実施されていますが、いずれも「聞いたことがない」が7割を超え、利用率は一桁に留まっています。
現時点で生成AIの認知率と利用率においてはChatGPTが1歩も2歩もリードしていることがわかります。
生成AIサービス認知率・利用率調査
性年代別の調査
ChatGPTにおける性年代別の調査では、どの世代でも男性の利用率が高く、特に10代男性は利用経験が5割超、20代男性も3割半ばを記録するなど、若い世代ほどChatGPTの利用率が高くなっています。
各世代がどういった目的でChatGPTが利用されているのかは不明ですが、若い世代は学習目的での利用が進んでいるように感じます。
性年代別 ChatGPTの認知と利用
職業別の調査
それを裏付けるように職業別の利用調査では学生が4割を超えており、教職員は3割、会社員、公務員、自営業は約2割に留まっています。
なお、生成AIを学校授業で活用することについて小中学生の親の約4割が賛成しているとの調査データもあるとのこと。
職業別 ChatGPTの認知と利用
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