TVerの認知率が約8割、月1回以上の利用が3割弱になったことがわかりました。
これはNTTドコモの企業内研究所であるモバイル社会研究所が2024年1月に行った調査から明らかになったもの。
なお、同じ無料動画サービスでは、YouTubeの認知率が9割を大きく超え、利用率も約7割となっています。
移動手段別の利用率は鉄道・電車が最多
2015年10月にサービスを開始したTVerは、フジテレビ、日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京といった民放テレビ局が共同で運営するテレビ番組の見逃し配信サービスです。
同研究所によると、2019年の認知率は46.4%で半分以下でしたが、2022年4月からリアルタイム配信を開始し、いつでもどこでもスマホやパソコンで視聴できるようになった背景もあって認知率が年々増加。利用率も2019年の8.2%から25.1%に到達しています。
筆者もテレビを見る時間は年々減少していて、一部の番組や話題になった番組をTVerで見るというスタイルになっており、利用率の増加は納得のいくところです。
調査では、性年代別の利用率について女性全体で27.0%、男性全体で23.3%と女性の方が高いとレポートされています。トップから20代女性が34.5%、次いで40代女性が33.5%、30代女性が29.7%と続いています。
また職業別の利用率は学生が3割超で最多に。次いでパート・アルバイト、公務員、会社員が3割弱と続いています。
移動手段別の利用率は鉄道・電車が3割弱で最も多く、通勤や通学時に多く視聴されていることが予想されます。ほかにもオートバイ・自転車、自家用車が2割を超えています。
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