新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」を提供する厚生労働省が、あす7月3日から通知サービスを開始すると発表した。
厚生労働省は不具合が見つかったことから同アプリの通知サービスを停止していたが、すでに修正版がApp StoreとGoogle Playで公開されている。
明日から処理番号の発行を開始
接触確認アプリの通知サービスは、アプリのユーザーが陽性者になった場合に、本人が同意してアプリ上で陽性者として登録すると、過去14日間に接触した可能性のある他のユーザーに通知が届くというもの。無症状の段階で感染を疑い、保健所のサポートをいち早く受けられるため、感染拡大の防止に繋がる。
陽性者として登録する場合は、新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システムが発行する処理番号が必要になるが、これまではアプリの不具合を理由に発行を停止していた。不具合を修正するアップデート版が公開されたことで7月3日から処理番号の発行を開始する。これに伴いアプリを通じて通知を受けることが可能になるとのこと。
なお、アプリをダウンロード後、利用に同意してBluetoothをオンにしている場合は、これまでの期間中も接触記録が端末内に保存されている(保存期間は14日間のみ)ため、接触の可能性がある場合は通知を受けられるという。
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