本日発売の「デジモノステーション2016年2月号」に500MB未満まで0円(無料)で使用できる格安SIM「0SIM (ゼロシム) by So-net」が付録されています。
すでにネットや店頭でも売り切れとなっていますが、「0SIM (ゼロシム) by So-net」の料金プランや注意事項などをまとめておきました。
業界初の格安SIM「0SIM (ゼロシム) by So-net」の料金プラン&注意事項まとめ
料金プラン
「0SIM (ゼロシム) by So-net」の料金プランは多段階制のプランとなっています。499MBまでは無料、500MB以降は100MBごとに100円となります。2GB以降は上限1,600円です。
データ通信量 | 料金 |
---|---|
〜499MB | 無料 |
〜2GB(2,047MB) | 〜1,600円 |
2GB〜5GB円 | 1,600円 |
データ通信量は月によって増えたり減ったりしますが、「0SIM (ゼロシム) by So-net」なら、まったく使わない月は無料です。(ユニバーサル料金は月額料金に含みます)
なお、400MBを超過した時点で登録したメールアドレスにお知らせが届くとのこと。
500MB〜2GBまでは100円/100MBの半従量制になっているため、使った分だけ料金を支払うプランになっています。おトク感というよりは納得感が高いですね。
ちなみに、事務手数料の3,000円は無料なので初期費用は雑誌の620円だけです。
速度制限
1ヶ月のデータ使用料が5GBを超えると月末まで通信速度に制限がかかります。制限後の通信速度は明らかにされていませんが、おそらく100kbps〜200kbpsでしょう(通常時は下り最大225Mbps)
オプション
通信速度が制限された場合、制限を解除するためのオプションとして3種類の「チャージ」が提供されています。利用期限は3ヶ月後の月末日。
チャージ(100MB) | 500円/100MB |
チャージ(500MB) | 2,100円/500MB |
チャージ(1GB) | 3,800円/1GB |
SIMカードはnanoサイズ
付属されるSIMカードはnano SIMカードになっています。最近のスマートフォンはnanoSIMを採用していますが、microSIMを採用していた少し古い端末ではそのまま利用することができません。
3,000円の手数料を支払うことで、microSIMや標準SIMに変更することができます。nanoSIM→microSIMの変換アダプタを使えば手数料を支払うことなく利用することができます。
音声通話とSMSは利用できない
「0SIM (ゼロシム) by So-net」は、データ専用となっているため、音声通話を利用することはできません。また、SMSも利用不可(追加も不可)となっています。
SMSが使えないため、特定の端末ではアンテナの強度が正常に表示されません。さらに、圏外とみなされてバッテリーを過剰消費する現象が起きる場合もあります。
開通手続きは2月24日まで
「0SIM (ゼロシム) by So-net」には開通期限が設定されています。2016年2月24日までに開通手続きをしないと、使用できなくなります。
なお、SIMカードの裏面に“有効期限:20160131”とプリントされていますが、開通期限は2016年2月24日までです。
自動解約
「0SIM (ゼロシム) by So-net」には自動解約があります。最終使用日から3ヶ月連続でデータ通信が発生しない場合、自動的に解約されて利用できなくなります。
iPhone/iPadでの利用方法(APN構成プロファイルの入手先)
本のネットワーク設定にAndroidの設定方法は書かれていましたが、iPhoneやiPadなどiOSの設定方法、APN構成プロファイルの入手先は書かれていなかったので解説しておきます。
「設定」から「一般」→「プロファイル」と進んで「プロファイル削除」を選択したのち、
以下のリンク先にアクセスして「0SIM (ゼロシム) by So-net」のAPN構成プロファイルをインストールしてください。
開通手続き後に利用可能になります。
解約・チャージ・データ使用量の確認方法
解約やチャージ、データ使用量の確認はユーザーWebメインメニューから行います。ブラウザにブックマークするか、ホーム画面にショートカットを追加しておきましょう。
SIMカードの返却が必要
解約後にSIMカードを返却する必要があり、返却しない場合は損害金として3,000円が請求される場合があります。
クレジットカード必須
初期登録時にクレジットカード情報の入力を求められます。口座振込などは利用できないようです。
Amazonでは売り切れ。店頭では在庫あり
Amazonなどネット書店ではほぼ全て売り切れとなっています。コンビニや書店など店頭ではまだ在庫があるのでチェックしてみてください。
一度、在庫切れになると復活することはかなり難しいと思うので早めに購入することをオススメします。一人で大量に買い占めるのはやめましょう