今年の夏からディズニーランド/ディズニーシーのアトラクションに並ばず乗れる「ディズニー・ファストパス」を発券機の前に行かなくてもスマートフォンで取得可能になるようだ。
これまでも2019年度中に提供予定であることが明かされていたが、より具体的なスケジュールが明らかになった。
海外では一人1日15ドルでサービスを提供
朝日新聞によると、スマートフォンでファストパスが取れるサービスは、新アトラクション「ソアリン」がオープンする7月23日までの開始を目指しているという。これまでどおりアトラクション前の発券機でファストパスを発行することもできるとのこと。
東京ディズニーリゾートのサービス内容は報じられていないが、海外のディズニーランドでは「Max Pass」として有料で提供されていて、ファストパスと専属カメラマンがパークでの写真を撮影してくれるフォトパスがセットになっている。
スマートフォンにディズニーの公式アプリ(App Store / Google Play)をダウンロードして「パークチケット」にプリントされているバーコードを人数分読み込み、一人1日15ドルを支払う(登録したクレジットカードで決済される)と、アトラクションの前に行かなくてもパーク内でアプリからファストパスを発行できる。取得したファストパスは「ファストパスエントランス」と呼ばれる機械にかざすと利用できる。
オリエンタルランドは、昨年夏から東京ディズニーリゾート公式アプリの配信を開始。「パークチケット」の購入やリアルタイムでアトラクションの待ち時間を確認したり、ショーの抽選に応募することができる。また、昨年11月には行列緩和のためにQUICPay+やSuicaなどの電子マネーにも対応した。
次はスマートフォンからファストパスを発行可能にすることでアトラクションの行列を緩和させる狙いがあるのかもしれない。
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