NTTドコモがスポーツ特化型の動画配信サービス「DAZN(ダゾーン)」を提供する英パフォームとの提携を正式発表しました。
2017年のシーズンからJリーグ全試合のライブ配信と見逃し配信を行うDAZNは月額1,750円と高めの料金設定ですが、ドコモの契約者は割引が適用され月額980円で利用できます。
ドコモの契約者は「DAZN」が月額980円で視聴可能に
2月15日(水)よりスポーツ特化型の動画配信サービス「DAZN for docomo」がスタートします。
配信されるコンテンツは昨年日本でスタートした「DAZN」と同じ。DAZNの月額料金は1,750円ですが、ドコモを利用しているユーザーは月額980円で「DAZN for docomo」を利用できます。
さらに、「dTV」とのセット割によってdTVのDAZN for docomoの合計額から200円が割り引きされ、月額1,280円で両サービスが楽しめます。なお、料金の支払いはクレジットカードのほかにドコモの携帯料金とまとめて支払うことも可能。
なお、ドコモユーザーが現在「DAZN」を契約している場合、「DAZN for docomo」に自動移行されないため、一度解約後、再契約する必要があります。
「DAZN for docomo」とdTVセット割 適用後の料金表
ドコモユーザー | ドコモ以外のユーザー | |
---|---|---|
DAZN for docomo | 月額980円 | 月額1,750円 |
dTV | 月額300円 | 月額500円 |
合計 | 月額1,280円 | 月額2,250円 |
Jリーグ全試合を含む年間6,000試合以上を配信。海外スポーツの日本語 実況・解説も
「DAZN for docomo」で配信されるコンテンツは、サッカー・プロ野球・NBA・バレーボール・F1など国内外130以上のリーグ・年間6,000試合以上
特にサッカーではJリーグ(J1/J2/J3)のリーグ戦全試合、ドイツ・ブンデスリーガ全試合を配信。バレーボールもVリーグ男女全試合を配信するほか、プロ野球では広島カープ・横浜DeNAベイスターズのホームゲーム全試合を視聴できます。
さらに、NBAはレギュラーシーズンからオールスター・プレイオフ・ファイナルまで、モータースポーツではF1、格闘技ではUFCなどがラインナップされています。
なお、実況・解説は現地の言語でそのまま配信することがあるものの、約8割が日本語で配信されるとのこと。
「ライブ視聴」のほか、試合の途中でも最初から視聴できる「見逃し配信」など
対応デバイスはスマートフォン、タブレット、パソコン。PS4/PS3、XBOX ONE、Amazon Fire TVやFire TV Stick、Apple TV、ひかりTVチューナー、Chromecastを利用することで大画面のテレビでも視聴できます。なお、ひかりTVチューナーとChromecastについてはドコモショップでの販売も検討しているとのこと。
配信画質はWi-Fi時はフルHDとなるものの、3G/4Gでは環境によって画質が抑えられます。画質は手動で変更することはできません。
また、3月にはiOSアプリのネイティブアプリ化を予定。根底からデザインが見直され、ネイティブコード・ネイティブデザインによってより早く改善され、新しい動画プレイヤーや日ごとの予定とナビゲーション機能の追加を計画しています。
試合の視聴方法はライブ動画を視聴できる「ライブ視聴」、試合の途中でも最初から視聴できる「見逃し配信」、試合のハイライト動画を短時間で視聴できる「ハイライト視聴」などのスタイルを提供。時間や場所を気にすることなくいつでもどこでも観戦できます。
なお、「DAZN for docomo」の同時視聴数は2台まで。海外から視聴することはできません。